向日葵さん
のうた一覧
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牛乳が排水口を染めてゆく 独りは500mlで充分なんだね
平成二十一年十一月二十四日
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「運命」とあなたが言ってくれるなら進んでいこう「別れ道」でも
平成二十一年十一月二十八日
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絞り出すように紡いだ恋歌は葡萄酒のように紅くて深い
平成二十一年十一月二十九日
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生きるため繋ぎ直そう直列じゃ生きていけない悲しいけれど
平成二十一年十一月三十日
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叶わないけれど君への気持ちは消え...
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プラチナの月を見上げてまだ胸に報せたき彼の居ることを知る
平成二十一年十二月二日
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綺麗なものだったり、美味しいもの...
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羽化をする月曜のためダウニーを気持ち多めに洗う抜け殻
平成二十一年十二月七日
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日曜の夜は、いい香りのパジャマで...
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腹黒さ流行りの美白で隠しつつ鯛焼きさえも婚活をする
平成二十一年十二月十一日
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何だか感じのわるい女みたいになっ...
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その先の幸せのため神様は色んなことを仕掛けたりする
平成二十一年十二月十一日
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立ち止まったり、戻ってみたり‥ど...
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蒸し鍋が一番上手いと言う君に空気を読めと呟く煮物
平成二十一年十二月二十三日
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‥切って蒸すだけ。確かに美味しい...
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ささやかな贈り物です指先に止まった星をひとつあなたに
平成二十一年十二月二十四日
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メリークリスマス☆
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大切なことを誓ってみたくなる凛と清々しい冬の朝
平成二十一年十二月三十日
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共に生き共に笑える人あらば老いてゆくのもまた楽しかり
平成二十二年一月十四日
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片思いや恋愛中は、何かと綺麗でい...
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「お月様」「ラムネのビー玉」幼き日取ってと母にねだった思い出
平成二十二年一月二十六日
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今は姪っ子におねだりされています...
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くちびるに冷たく触れた事実さえ溶けて消してく粉雪と君
平成二十二年二月十三日
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記憶も溶けて消えてしまったら楽な...
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伝えずに抱えたままの言葉など冬の終わりの雪に預けて
平成二十二年三月十日
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きっとこの雪がこの冬最後でしょう...
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「線香も献花も要らん、逢いにこい。眼が見え耳が聴こえるうちに。」
平成二十二年三月十四日
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まだまだ元気ですが、年齢的にはか...
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飾らない微笑み浮かべ咲誇る名もない小花が知らせゆく春
平成二十二年三月二十五日
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道端に群生する草花が春を知らせて...
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この夏は誰を見つめるために咲く希望に満ちた向日葵の芽よ
平成二十二年六月十九日
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尋ねたい言葉を先に告げられて祖父に答える「変わりはないよ」
平成二十二年七月一日
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姪の披露宴で久しぶりに祖父に会い...
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好きだって言葉は使わず書く文は母親みたいな言葉が並ぶ
平成二十二年七月三日
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好きな人に「おふくろに似てるんだ...
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