矢島 聡さん
のうた一覧
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虫の音の 静かに広がる 夜明け前 盛夏のなかに 秋来たらむ
平成二十九年八月二十五日
4
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何もかも 何も変わらず 滔々と 流れ流れる 川のしずくよ
平成二十九年八月二十四日
6
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ただの笑み 誰に向かって 光るのホントの気持ち 今はどこに
平成二十九年八月二十四日
2
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ゆれている 電車の中 時々見える花みたいだ あの子の笑み
平成二十九年八月二十四日
4
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長い線 うるさい丸たち とまっている 夕暮れ電線 椋鳥の群れ
平成二十九年八月二十四日
2
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旭日から 光を浴びて 薄紫 輝く雲 今日の始まり
平成二十九年八月二十四日
4
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年重ね 進む何かに 気が付くも 気持ちだけが そこにある
平成二十九年七月二十一日
5
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つまらない 何かが飛んでる 午後八時 画面に吸い付く誰かさん
平成二十九年七月二十一日
3
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はじけるの 初めて会う ひとだもの 聞こえなくても 聴こえるの
平成二十九年七月二十一日
3
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ひとり食む 車中で こっそりと こぼれる笑みは 隠せません
平成二十九年七月二十一日
3
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きれいだね 感じるこころ あるけれど 紡ぐ言葉が 見つからない
平成二十九年七月二十一日
8
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画面だけ つながる人が 亡くなって 一人泣く君 やさしい涙
平成二十九年六月二十九日
15
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初夏の夜に 地上で瞬く 星々は 流れる水面に 映る月光
平成二十九年六月二十九日
5
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白昼夢 庭の芝刈る 自分の背中 いや僕は今 会社に帰る
平成二十九年六月二十三日
6
出先から会社へ帰る途中、のんびり...
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シャワーから 髪につたって 目の下へ まっすぐ落ちる 水のしたたり
平成二十九年六月二十三日
3
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三毛猫が 道を渡って 振り返る あの子たちは 大丈夫かしら
平成二十九年六月十五日
11
道を渡りきった猫が、しきりに後ろ...
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心臓の ビートに気付く 午前2時 眠れぬ夜に 一人聴き入る
平成二十九年六月十二日
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目が覚めて歌が浮かぶことが多いの...
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生まれ出る 夜の谷間の 間から まだ眠い私 山鳩が啼く
平成二十九年六月七日
7
毎日目覚めることは、生まれること...
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六月の 涼風浴びて 歩く途季節を感じる 私の足取り
平成二十九年六月七日
6
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白い朝 雀のさえずり 川のおと たったひとりの 私の世界
平成二十九年六月一日
5
朝、目が覚めて、窓を開けるとうっ...
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