中野美雄さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 老い病む母を 見舞ふと出づれば 逝く夏 惜しむ法師蝉の声 平成二十九年八月十二日 8 もっと見る
- 里山茂りを 群蝉の鳴き響動もせば 法師の蝉の 笛の音の澄む 平成二十九年八月十二日 6 もっと見る
- 島の椨の しげみのみちを切岸へ しののめの海原 海猫の舞ふ空 平成二十九年八月十二日 11 もっと見る
- ましろき花海桐 殻かたく黒み 波響動む この切岸に 秋の風立つ 平成二十九年八月十一日 6 もっと見る
- おほ花火 やみにたまゆら咲きにしを 海鳴り響動む 切岸に散る 平成二十九年八月十一日 7 もっと見る
- 島の椨の 森をいゆけば 切岸に 見放くる海を 虹立ちわたる 平成二十九年八月十一日 9 もっと見る
- 逝くものの列に やがて我もと思へども 何ぞこころのここだ悲しき 平成二十九年八月十日 9 もっと見る
- 鎮魂歌に 浮かびくる父も 母も弟も 我が妻きみも 笑ひ過ぎゆく 平成二十九年八月十日 8 もっと見る
- 母の庭の 槿 朝あさ咲きにしを 今朝は少なになりにけらしな 平成二十九年八月十日 8 もっと見る
- 海鳴り響動み 黒みゆく海桐実を 照らしうすれゆく ありあけの月 平成二十九年八月十日 8 もっと見る
- 皓々と照れる月よみ波響動む 逝きにしきみを照らせりとほき夜 平成二十九年八月十日 7 もっと見る
- 海神の 響動もすなへに海はらに 澄めるひかりの鎮まれるかも 平成二十九年八月九日 5 もっと見る
- 波響動む切岸に黒む海桐実のましろに咲ける夏過ぎぬれば 平成二十九年八月九日 5 もっと見る
- しののめの月のひかりに浮かびくる きみの恋ほしや潮騒とほく 平成二十九年八月九日 7 もっと見る
- ウイスキー グラスに見たし夜ふけて きみを恋ほしみモーツアルトきく 平成二十九年八月九日 5 もっと見る
- 入院せる母 丹精のブルーベリーの 色づく枝を 捧げゆかむか 平成二十九年八月九日 10 もっと見る
- 夏の日に炙られ昇る靄籠り 鎮まり耀ふ 細れ波 揺る 平成二十九年八月八日 7 もっと見る
- 舟神輿 浜に据ゑれば海神の細れ波かも輝きわたる 平成二十九年八月八日 8 もっと見る
- しののめよ死とは変化に過ぎぬらめ 何ぞこの身のここだ悲しき 平成二十九年八月八日 6 もっと見る
- モーツアルトのクラリネット五重奏 きみを恋つつ夜ふけゆきぬ 平成二十九年八月八日 7 もっと見る
