中野美雄さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 海神あらなみ響動み切岸に生死一如のとべら実ゆるる 平成二十九年六月二十九日 11 もっと見る
- 海鳴の響動めるみちを歸りくれば笹はらさやぐ夕かげのなか 平成二十九年六月二十九日 9 もっと見る
- 腫瘍病棟の半纏木の葉はさやぎ「じゆうぶん生きた」と母いひたまふ 平成二十九年六月二十八日 10 もっと見る
- 半纏木のくらきみどりの葉はさやぎ じゅうぶん生きたと足乳根はいふ 平成二十九年六月二十八日 7 もっと見る
- 花とべら散らし響動もす海神 乳足らひし母を守りあらなも 平成二十九年六月二十八日 6 もっと見る
- 日にきらめき鳴り響動む海に禍の潜めるらしも海桐実ふふめり 平成二十九年六月二十八日 8 もっと見る
- 日にきらめき鳴り響動む海より禍のうかがひをれば海桐の実ふふむ 平成二十九年六月二十八日 7 もっと見る
- 入院をひかへ起き出でながめゐる母は夕かげに丹精の庭を 平成二十九年六月二十七日 9 もっと見る
- 老ゐたまふ母の病のあつければ歸り來たりぬ夕茜みち 平成二十九年六月二十七日 16 もっと見る
- 我がデモ隊の あしもとに目を ひらきゐし警官 響動む海はらよ何故 平成二十九年六月二十七日 5 もっと見る
- 花とべら潮鳴り響動む切岸に散らまくのちは さみどりの実 平成二十九年六月二十七日 7 もっと見る
- 檻のなかの將棋の相手は既に白髮 棋士のニュースにとほき日思ほゆ 平成二十九年六月二十七日 7 もっと見る
- 雲ま洩る日にかがよふや撫子をともに目守れる奇跡のこのとき 平成二十九年六月二十六日 8 もっと見る
- 撫子のあめの玉水 零えぬがに風にゆれつつ輝ひにけり 平成二十九年六月二十六日 5 もっと見る
- その日我ら彼の爐の穴に溶けゆかむ今し夕日に燃えたつ海はら 平成二十九年六月二十六日 6 もっと見る
- あららかに波響動もせる切岸に海桐さみどりの実はゆるるらむ 平成二十九年六月二十六日 5 もっと見る
- 花とべら潮鳴り響動む切岸に散りさみどりの実をしふふむも 平成二十九年六月二十六日 9 もっと見る
- ともにゆく今海はらは燃えたちて日に溶けむとす響動む荒磯も 平成二十九年六月二十五日 8 もっと見る
- 霧雨に濡れし撫子まつぶさに見ればかなしも光やどせり 平成二十九年六月二十五日 10 もっと見る
- 雲を破り燃えたち出づる朝の日を ひの神と拜せしひとのこころは 平成二十九年六月二十五日 10 もっと見る
