中野美雄さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- しののめのしおなり響動むきりぎしに海猫まふこゑのひらく朝の戸 平成二十九年七月十六日 6 もっと見る
- この鎮魂歌 病める弟よ母よ群立つ人々よやがては我も 平成二十九年七月十五日 8 もっと見る
- 夕波のとどろくなへに暮れゆける空に輝きいづる星かも 平成二十九年七月十五日 8 もっと見る
- 夕波の響動もすなへに空高く輝き出づる星を忘れじ 平成二十九年七月十五日 7 もっと見る
- 日かたぶき槿しぼまむとす潛みゐし死たちあらはれぬ迎へかいかむ 平成二十九年七月十五日 3 もっと見る
- しののめの鎮魂歌 病める弟よ母よ群立つひとびとよ我も 平成二十九年七月十五日 10 もっと見る
- 波響動みましろき海桐おくれ咲ける切岸にひとり海はら見放く 平成二十九年七月十四日 3 もっと見る
- 槿咲く朝のこりゐる命 弟に 分けやりたしと言いたまふ母は 平成二十九年七月十四日 7 もっと見る
- 父とつくりし庭に帰らむといたみにたへ放射線治療に励みたまふ母は 平成二十九年七月十四日 12 もっと見る
- 生も死もわがよに結ぶ露の色と知れども直に涙は流る 平成二十九年七月十四日 10 もっと見る
- 我がうちにわがよにつねに死のありし今し老い母の上にまた弟の 平成二十九年七月十四日 8 もっと見る
- りっぱな死を母のとげたまふため医師と今日チームをくみぬ出づれば月明く 平成二十九年七月十三日 8 もっと見る
- 老いたまひ入院せる母の籐の椅子を赤々と照らし夕かげのさす 平成二十九年七月十二日 15 もっと見る
- 見舞ひにと身をおして來し弟をかい撫ぜ給ひ泣きたまふ母 平成二十九年七月十一日 7 もっと見る
- 夕茜なみ響動もせる切岸に日に溶けゆける海はら見放く 平成二十九年七月十一日 7 もっと見る
- 病院の半纏木の葉はさやぎ「じゅうぶん生きた」と母は言ひ給ふ 平成二十九年七月十一日 7 もっと見る
- 死は何時も我が傍らに潛めども亦そのすがた顯さむとす 平成二十九年七月十一日 6 もっと見る
- 人棲まぬ庭にかみの遊べるか火垂るぶくろの數多ゆれをり 平成二十九年七月十日 6 もっと見る
- 重荷おふイエルサレムの晴れわたる空によろこびとかなしみけふも 平成二十九年七月十日 5 もっと見る
- 見舞ひにと病押し來たる弟にいのち分けたいと言ひたまふ母 平成二十九年七月十日 7 もっと見る
