中野美雄さん
のうた一覧
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波響動む切岸に立ちて見晴るかす海はら燃えたち日に溶けゆきぬ
平成二十九年六月十七日
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治安維持に重きおくもの多くして季節は転げ始めるらしく
平成二十九年六月十九日
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雲を破り燃えたち出づる朝の日を ひの神と拜せしひとのこころは
平成二十九年六月二十五日
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腫瘍病棟の半纏木の葉はさやぎ「じゆうぶん生きた」と母いひたまふ
平成二十九年六月二十八日
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じゅうぶん生きたといいたまふ母をのこし腐りかけたゆめ追ふ我はもどりきぬ
平成二十九年六月三十日
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荒磯の上に生ふる百合かも咲きみだるともに見まほしききみはゐなくに
平成二十九年七月三日
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生も死もわがよに結ぶ露の色と知れども直に涙は流る
平成二十九年七月十四日
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しののめの鎮魂歌 病める弟よ母よ群立つひとびとよ我も
平成二十九年七月十五日
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まなことづればまたあふれくる朝影の 桔梗きらめくとほき思ひ出
平成二十九年七月十八日
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朝に見し露草花の夕影に驚きつるかな萎みてありぬ
平成二十九年七月十八日
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「驚きつるかな」は江戸川さんの御...
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日々進みゆく 弟の病 なんとか ならぬか槿の 新しき花よ
平成二十九年七月二十一日
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母を見舞ふと 身の病押し 来し弟 命わけたしと言ひたまへば音に泣く
平成二十九年七月二十一日
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しののめの空にしみらの薄雲の吾妹恋ほしやこころもしのに
平成二十九年七月二十二日
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入院せる母 丹精のブルーベリーの 色づく枝を 捧げゆかむか
平成二十九年八月九日
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母を見舞ふと病おしきたる弟よ 命わけむと言ひ給えば哭に泣く
平成二十九年八月十四日
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明けの雨に濡れつつ開く姥百合の ましろき花にひかる雫の
平成二十九年八月十六日
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何もわからぬようになること その恐怖 弟よ君を助けられない
平成二十九年八月十九日
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姥百合の弥ましろにぞ咲きつぎて 母の庭べや輝きわたる
平成二十九年八月十九日
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日々神経が 壊れてゆく 治療法がない 仮説?そんな呑気な話じゃない
平成二十九年八月二十三日
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病篤く死に臨みゐる弟に 何と言ってやれば良いのか
平成二十九年八月二十四日
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