中野美雄さん
のうた一覧
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むかしきみと白梅林に棲みしときうつくしき猫のしろきを失ひき
平成二十九年六月七日
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うす闇を這ひくるしろき靄のそこにほたるぶくろの耀ふ曉
平成二十九年六月九日
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桑の上に輝く月を仰ぎつつ泥田の蛙なき響動む聲
平成二十九年六月十日
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暗き海の鳴り響動もせる切岸の海桐の花を照らす滿月
平成二十九年六月十日
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雲を一瞬 破る月よみの照らしたる 若き我きみを戀ひゆく このみちを
平成二十九年六月十一日
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ウイスキーを手に月よみと話しをり我は老いたりかのひとは如何に在す
平成二十九年六月十一日
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さやぐ葦原ささやく密と「ああかみさま」そはよろこびかそはくるしみか
平成二十九年六月十二日
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曉の潮騷のなか別れ行けば田雲雀ひそやかに今し鳴き初む
平成二十九年六月十七日
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戰にそなへ治安を守れと言揚げし廻しはじめる舵のきしみよ
平成二十九年六月十八日
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神海の渡せる雲に入日さし彌響動もせる切岸の波
平成二十九年六月二十日
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撫子の鋭き葉先に薄紅の花びらにさす梅雨空のかげ
平成二十九年六月二十一日
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しののめの空 くりかへされて限りなく きみと見しそら今も鮮烈
平成二十九年六月二十四日
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海神あらなみ響動み切岸に生死一如のとべら実ゆるる
平成二十九年六月二十九日
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しののめの潮鳴り響動み切岸にくらき海はら朝の日をまつ
平成二十九年六月二十九日
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しののめのしのび音になく田雲雀にほのか耀ふ蛍袋は
平成二十九年七月一日
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父とつくりし庭に帰らむといたみにたへ放射線治療に励みたまふ母は
平成二十九年七月二十一日
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喰ひ笑ひ喋りちらしてゐたりけり かたはらに死のありつるものを
平成二十九年七月三十日
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鳴き出づる邯鄲の明けてくる夜のひとつ星かもきみの恋ほしき
平成二十九年八月三日
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死の陰をゆくものどうし弟の手をにぎりやらむ母の分まで
平成二十九年七月三十日
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死にゆく弟の手を握る 裏山で 遊びほうけしころのごとくに
平成二十九年八月一日
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