中野美雄さん
のうた一覧
(カテゴリー:その他 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
山間の癌病棟を出でくれば平野はいちめん風になびく青田
平成二十九年七月二十二日
8
もっと見る
切岸の 浄らいづみに身を浄め 竜姫御前 天翔けりゆく
平成二十九年七月二十日
8
もっと見る
白山の残雪ふみゆく転法輪 朝光にしろき最澄の石像
平成二十九年七月二十日
5
もっと見る
はるかむかし 波響動むこの切岸に 途切れし先を果たさむかし きみと
平成二十九年七月十七日
5
もっと見る
死は何時も我が傍らに潛めども亦そのすがた顯さむとす
平成二十九年七月十一日
6
もっと見る
重荷おふイエルサレムの晴れわたる空によろこびとかなしみけふも
平成二十九年七月十日
5
もっと見る
しののめに淡き日かげのさしくれば みな老いきぬとしみじみ思ほゆ
平成二十九年七月十日
6
もっと見る
海はらは轟きよせつ響動もしつ應へをもとむ如何に應へむ
平成二十九年七月六日
6
もっと見る
抱きあひ叫びあへども殘りゐしひとりの我はいまじつと目を閉ぢ
平成二十九年七月四日
6
もっと見る
させる日に震ふ撫子を目守りゐるこの瞬間に出会ひたる我
平成二十九年七月三日
5
もっと見る
東雲のそら桑の木末にかげ走りぬ うちゅう唯一のときにありけり
平成二十九年七月二日
5
もっと見る
明るきはかなしきことぞしんじつの明るさははやかなしみにみつ
平成二十九年七月一日
9
もっと見る
我がデモ隊の あしもとに目を ひらきゐし警官 響動む海はらよ何故
平成二十九年六月二十七日
5
もっと見る
なんでもいい例へばノートの一頁じつと受け取る そのメッセージ
平成二十九年六月二十三日
7
もっと見る
しげれる桑ゆらせゆらせる眞黒きは紅き実食ぶる我おほ鴉
平成二十九年六月二十日
9
もっと見る
曉の潮騷のなか別れ行けば田雲雀ひそやかに今し鳴き初む
平成二十九年六月十七日
11
もっと見る
橙色の百合のひらきてヨブ記読む何故花は散り人は死ぬのか
平成二十九年六月十六日
12
もっと見る
老いたる母の 病 診てくれる女醫さんは母と合はざりし きみにかも似る
平成二十九年六月十五日
10
もっと見る
きみの受くる判決は三日後あさかげに我が鹿子百合いまだ開かず
平成二十九年六月十五日
9
もっと見る
窓邊の机ウイスキーのあき壜月皓々とひかり注げり
平成二十九年六月十二日
8
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
>>