中野美雄さん
のうた一覧
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ほろび逝くいのちを愛しみ波響動む切岸にひとり海はら見放く
平成二十九年七月二十五日
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四十八年たちて会ふきみへの思ひ奇妙にふくらみ我にありけり
平成二十九年七月二十三日
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父とつくりし庭で死なむと放射線 治療にはげむ老いにし母よ
平成二十九年七月二十一日
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きみと岩島の いづみに見しは竜なりき 大海かけて飛びゆきにけり
平成二十九年七月二十日
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尾を引き昇り燃えはじけ闇に散りゆく 我らいつの日また会はむかも
平成二十九年七月十九日
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大海のとどろくなへに暮れなずみ天翔りゆく黒き影ひとつ
平成二十九年七月十六日
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しののめのしおなり響動むきりぎしに海猫まふこゑのひらく朝の戸
平成二十九年七月十六日
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日かたぶき槿しぼまむとす潛みゐし死たちあらはれぬ迎へかいかむ
平成二十九年七月十五日
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槿咲く朝のこりゐる命 弟に 分けやりたしと言いたまふ母は
平成二十九年七月十四日
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生も死もわがよに結ぶ露の色と知れども直に涙は流る
平成二十九年七月十四日
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りっぱな死を母のとげたまふため医師と今日チームをくみぬ出づれば月明く
平成二十九年七月十三日
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人棲まぬ庭にかみの遊べるか火垂るぶくろの數多ゆれをり
平成二十九年七月十日
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見舞ひにと己が病を押し来たる弟にいのち分けむと言ひたまふ母
平成二十九年七月十日
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このしののめに死のたしかにい立ちをれど すがた茫茫さだかに見えず
平成二十九年七月九日
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しののめに見えくる撫子うすべにに言葉かけゐるきみの微笑
平成二十九年七月五日
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五月闇 槻の葉群に五月雨のふれる声して闇 深まりぬ
平成二十九年七月三日
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しののめのしのび音になく田雲雀にほのか耀ふ蛍袋は
平成二十九年七月一日
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雲ま洩る日にかがよふや撫子をともに目守れる奇跡のこのとき
平成二十九年六月二十六日
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撫子の鋭き葉先に薄紅の花びらにさす梅雨空のかげ
平成二十九年六月二十一日
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蛇苺 岩島の間の草陰に潜みきくかも波響動もすを
平成二十九年六月二十一日
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