コタローさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 道端にこぼれ落ちたる花の實の心の聲をそつと聞きゆく 平成二十九年十月二十六日 13 道端。 もっと見る
- 長雨に打たれて朽ちる草花も多くの果實殘して耐へる 平成二十九年十月二十五日 9 長雨。 もっと見る
- 竹藪の節を伸ばした竹の下暗き所に野球のボール 平成二十九年十月二十五日 12 竹藪。 もっと見る
- レコード盤大音量のクラシック音樂教室漏れて聞ゆる 平成二十九年十月二十五日 11 音楽教室。 もっと見る
- 玄關の前でゴキブリ足で蹈み屍殘る未だ恐ろし 平成二十九年十月二十五日 7 ゴキブリ。 もっと見る
- 電線に竝ぶ雀は音符かなチュンチュン鳴ゐて秋のメロディー 平成二十九年十月二十五日 8 雀。 もっと見る
- 強風に落ちてコロコロ團栗の子の手に乘るをじつと待つてる 平成二十九年十月二十三日 12 団栗。 もっと見る
- 柿熟れて朱々なりし樹々一つ甘さ知りたる鵯は飛び行く 平成二十九年十月二十三日 8 柿。 もっと見る
- 颱風の過ぎて廣がる青空に洗濯物を晒す家家 平成二十九年十月二十三日 8 台風其の三。 もっと見る
- 濁流を必死に泳ぐ龜親子鯉も逆らひ鰭を動かす 平成二十九年十月二十三日 9 台風其の二。 もっと見る
- 颱風の過ぎたる後の町の中散りぬ枯葉を掃きし人人 平成二十九年十月二十三日 9 台風。 もっと見る
- 大型の颱風來たる雨音に一人の女性が物を片附け始む 平成二十九年十月二十一日 8 台風。 もっと見る
- 白鷺の一羽飛び來る雨の中池の岸邊で餌を啄む 平成二十九年十月二十一日 11 白鷺。 もっと見る
- 降る雨の隙間を縫つて鵯の聲喧しく屆きをるなり 平成二十九年十月二十一日 9 鵯。 もっと見る
- 雨降れば姿現す蝸牛壁を舐めつつゆつくり進む 平成二十九年十月二十一日 13 蝸牛。 もっと見る
- しとど降る雨に濡れつつ惠比壽樣御茶を半分殘してをりぬ 平成二十九年十月二十一日 12 雨。 もっと見る
- 朝早く登校したる小學生遲れて走る子に我重ね 平成二十九年十月二十日 9 登校。 もっと見る
- 朝早き小雨の降るる通學路交通當番向日葵のごと 平成二十九年十月二十日 7 向日葵。 もっと見る
- 風呂上がり澄んだ空には鳥の聲新しき朝今始まりぬ 平成二十九年十月二十日 9 朝。 もっと見る
- 蟷螂の屍一つ鎌構へアスファルト行く通學の群れ 平成二十九年十月二十日 7 蟷螂。 もっと見る
