コタローさんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- 朝ぼらけ稻穗が頭垂れる頃鳥は餌喰ひ蜘蛛は動かず 平成二十九年九月二十九日 11 朝。 もっと見る
- 朝刊を買ひに出かけて蟲時雨紙面開けば部屋にも入る 平成二十九年九月二十九日 11 朝刊。 もっと見る
- 秋の川輕鴨泳ぎ龜泳ぐ動かぬ鯉に稚魚が群れなす 平成二十九年九月二十八日 11 秋の川。 もっと見る
- 野分あと道の雜草倒れつつ今吹く風に尚も搖れけり 平成二十九年九月二十八日 7 野分。 もっと見る
- 草むらの四方に廣がる蟲すだく姿隱して優しく屆く 平成二十九年九月二十八日 10 虫すだく。 もっと見る
- 朝ぼらけ生ゴミ荒らすカラス見て怒る氣もなくそつと立ち去る 平成二十九年九月二十八日 10 カラス。 もっと見る
- 秋風や蝶は花にて羽根搖らし我は活字に瞳瞬く 平成二十九年九月十八日 16 秋風。 もっと見る
- 颱風が過ぎて青空廣がれば洗濯物が干されたがつてる 平成二十九年九月十八日 11 洗濯物。 もっと見る
- 雨上がり雨戸を横に滑らせばコトリと家守落ちて逃げ去る 平成二十九年九月十八日 11 家守。 もっと見る
- 颱風が通り過ぎたる裏道の樹々の小枝を掃きし人々 平成二十九年九月十八日 9 台風。 もっと見る
- 秋風がそよぎ草花搖らしたら蝉は靜かに魂を拔く 平成二十九年九月十八日 13 秋風。 もっと見る
- しとど降る雨に似合つたＣＤをあへて探しぬ獨りの時間 平成二十九年九月十六日 10 台風。 もっと見る
- 雨に濡れ草花も樹も押し默る明日も一日耐へねばならぬ 平成二十九年九月十六日 7 台風。 もっと見る
- 颱風や今日發賣の本買ひに本屋入れば店員一人 平成二十九年九月十六日 9 台風。 もっと見る
- 颱風に姿を消しぬ鳥や蟲人も消え去り生きる雨脚 平成二十九年九月十六日 6 台風。 もっと見る
- 颱風來滴る雨の音を聞き一日の長き六疊一間 平成二十九年九月十六日 7 台風。 もっと見る
- 流れたる川をゆつくり歩きたる大きな鳥がゆつくり翔び立つ 平成二十九年九月十四日 7 鳥。 もっと見る
- 秋暑し川の流れのそれぞれの石の上にはそれぞれの龜 平成二十九年九月十四日 12 亀。 もっと見る
- 狹庭にも小さき草がまだ殘り小さき蝶が飛んで來るなり 平成二十九年九月十四日 7 蝶。 もっと見る
- まさをなる空に向かつて干す蒲團とてもふんはりいい夢見やう 平成二十九年九月十四日 9 布団。 もっと見る
