コタローさんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- 日が昇り鳥が美聲で囀れば花も草木も人も幸せ 平成二十九年十一月九日 7 朝。 もっと見る
- 刈田より雀千羽が飛び立ちて電線埋めるまるでヒッチコック 平成二十九年十一月八日 8 雀。 もっと見る
- あれほどに喧しく鳴く鴉等も飽きて夕闇寢ぐらへ歸る 平成二十九年十一月八日 9 鴉。 もっと見る
- 道端のショウリョウバッタが跳ね飛んで風は落葉をクルクル廻す 平成二十九年十一月七日 8 道端。 もっと見る
- 坂登る毛蟲ゆつくりゆつくりとゆつくりゆつくり坂を登りぬ 平成二十九年十一月七日 6 坂。 もっと見る
- 刈田群れ舞ひ上がる鳩一齊に旋廻しつつ電線止まる 平成二十九年十一月七日 8 刈田。 もっと見る
- 熟れた柿たわわに實る樹々の下落つ柿多しニュートンの馬鹿 平成二十九年十一月三日 5 柿。 もっと見る
- 秋の蠅匂ひ嗅ぎつけ飛んで來て花の虜となつてをりけり 平成二十九年十一月二日 11 秋の蠅。 もっと見る
- 秋の蝶ひらひらひらと迷ひ飛びひらひらひらと戻り來るなり 平成二十九年十一月二日 9 秋の蝶。 もっと見る
- 秋深し鴉一羽が電柱で何か訴へカーカー鳴きぬ 平成二十九年十一月一日 7 秋深し。 もっと見る
- 藪の中鵯の鳴き聲カタカナの語尾を伸ばしてキーキー響く 平成二十九年十一月一日 7 鵯。 もっと見る
- 木枯らしが落葉紙屑自販機の釣錢の蓋カタカタ搖らす 平成二十九年十月三十日 10 木枯らし其の三。 もっと見る
- 颱風に生き物逹は姿消す世界の中に我は獨りか 平成二十九年十月二十九日 10 颱風其の五。 もっと見る
- 颱風の猛威が我にジレンマを外も歩けず心も晴れぬ 平成二十九年十月二十九日 7 颱風其の四。 もっと見る
- 颱風の肉食系のライオンが草食系の樹々を食べけり 平成二十九年十月二十九日 9 颱風其の三。 もっと見る
- 颱風の風雨を浴びて蝸牛壁に引つ附きじつとしてゐる 平成二十九年十月二十九日 11 颱風其の二。 もっと見る
- 颱風の風雨の音を窓に聞きホットコーヒーふーふー飮みぬ 平成二十九年十月二十九日 9 颱風其の一。 もっと見る
- 灰色の空に視界を遮られ雨降る中を鵯が四方鳴く 平成二十九年十月二十八日 9 雨其の三。 もっと見る
- しとしとと雨降る中の樹々の葉は濡れるに任せ只項垂れる 平成二十九年十月二十八日 8 雨其の二。 もっと見る
- 團栗が拾はれるのを待つてゐるこつちこつちと子等に囁く 平成二十九年十月二十七日 11 団栗。 もっと見る
