コタローさん
のうた一覧
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空中で交尾してゐる蜻蛉が稻穗の上をゆつくりと飛ぶ
平成三十年九月七日
8
空中。
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殘暑なる汗を吸ひたるハンカチの如く流るる川のせせらぎ
平成三十年九月七日
5
残暑なる。
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歳時記の夏と秋置く枕邊にツクツクボウシ再び鳴きぬ
平成三十年九月六日
13
歳時記。
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白鷺の純白の羽根長き脚スリムな身體全て負けてる
平成三十年九月六日
5
白鷺。
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朝顏が垣根を越えて蔓伸ばし色を惜しまづ庭中咲かす
平成三十年九月六日
6
朝顔。
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花の香の誘ゐに群れし熊蜂の中に秋蝶ひとつ密吸ふ
平成三十年八月二十八日
16
花の香。
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庭先に朝顏やうやく花咲かす小さな藍をになびかせ
平成三十年八月二十八日
7
朝顔。
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月光の影の草むら蟲たちの涼しき音色聞こえて來たり
平成三十年八月二十六日
9
月光。
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夏子去り秋子が來たるワンルーム我が名ずけし風の名稱
平成三十年八月二十六日
12
ワンルーム。
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蜘蛛の圍の風に膨らみ又戻る蜘蛛は漁師かじつと構へる
平成三十年八月二十五日
8
蜘蛛の囲。
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蟬の聲パタリと消えて空蟬の背中の穴に秋風の笛
平成三十年八月二十五日
15
空蟬。
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空蟬と蝸牛の殼蟻寄らず秋風カラカラ運んでゆきぬ
平成三十年八月二十五日
9
秋風。
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憂鬱な颱風二つ來てをりぬそれを短歌で詠める不思議さ
平成三十年八月二十一日
3
憂鬱。
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揚羽蝶好きな香の花見つけ密着しつつ蜜を吸ひ込む
平成三十年八月十四日
5
揚羽蝶。
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坂道の上へ上へと白百合が汗の吾へ向き香を放つ
平成三十年八月十三日
6
坂道。
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酷暑なる蓮池のなか白鷺が蓮の葉避けて一羽佇む
平成三十年八月五日
8
酷暑。
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つばくらめ五羽が電線憩ひつつ増えた家族を喜んでゐる
平成三十年八月五日
5
つばくらめ。
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朝顏の蔓が上下に風に搖れ柵を乘り越えゆつくり生きる
平成三十年八月五日
7
朝顔。
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青空の青を仰ぎて動かざる蝉の屍最期のかたち
平成三十年八月五日
10
青空。
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校舎横靜けさ纏ふ蓮池の一輪のみが優しく開く
平成三十年七月二十九日
7
校舎横。
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