コタローさん
のうた一覧
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十二月街路樹たちが葉を落とし吐く息白きランナー一人
平成二十九年十二月九日
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十二月。
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柿熟れてたわわに實る樹々の間を鵯が群れなし響く囀り
平成二十九年十二月十日
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柿。
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太陽が雲間を割つて現るる生きうるものに熱を放射す
平成二十九年十二月十日
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太陽。
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一日を精一杯に生きたのに瞳閉ぢれば全て過去なり
平成二十九年十二月十九日
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一日。
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南吉の童話を讀んだあの頃の温もり續く今の手袋
平成二十九年十二月二十日
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手袋。
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寒風に樹々の葉散りぬ寂しさに四季櫻咲きほつこりとする
平成二十九年十二月二十四日
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寒風。
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初仕事出會ふ職場の仲間には冴えぬ話を一つ手土産
平成三十年一月三日
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正月。
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青空を全部使つて干されたる作業着逹は今日もゴキゲン
平成三十年一月六日
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青空。
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朝ぼらけバット擔いだ少年が神社の鳥居一禮したる
平成三十年一月七日
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朝ぼらけ。
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雨に濡れ水仙逹は下を向く泪の雫花瓣傳ふ
平成三十年一月八日
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雨に濡れ。
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薄野が線路の脇を何處までも列車の音と風に搖れてる
平成三十年一月十四日
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薄野。
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一本の孤獨の道を蹈み分けて我の足音のみが聞ゆる
平成三十年一月十四日
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一本。
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暗闇を切り裂くやうな父と子のキャチボールの音が響けり
平成三十年一月十五日
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暗闇。
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碁敵に碁で負かされて泣ゐた日は亡き父思ひ月を見上ぐる
平成三十年一月十九日
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月。
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冬の池羽根を休める水鳥の孤獨といふ名の己を持ちぬ
平成三十年一月二十一日
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冬の池。
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登校の一年生逹の黄色帽タンポポのやうに青空へ飛ぶ
平成三十年一月二十二日
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登校。
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「おはやう」と見知らぬ人が三人も挨拶くれて運勢良好
平成三十年一月二十二日
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「おはよう」
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一人居の音樂止めば靜かなる外の強風扉をノック
平成三十年一月二十三日
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一人居。
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手水凍て半分のみので清めれば春來る事も加へて祈る
平成三十年一月二十九日
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手水。
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水仙の陰に陽光差し込めば再び咲きぬ水仙の歌
平成三十年一月三十日
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水仙。
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