コタローさん
のうた一覧
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夏草が空へ向かつてぐんぐんと伸びる早さを競つてをりぬ
令和二年五月三十日
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團栗の吾に當たつて坂道を生き物のごと轉がつてゆく
令和三年十一月十一日
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連休も明けて職場に戻りけり皆の持ち寄る話彈みて
平成二十九年五月十三日
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連休の終はり虚しく思ふ時職場仲間が笑顏で迎へ
平成二十九年五月十三日
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これからもよろしくお願いします。
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蒲公英の絮が大空飛んでゆく風に任せてそれぞれの地へ
平成二十九年五月十五日
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鈴附けた猫が驚き校庭へ一目散に逃げて行くなり
平成二十九年五月十八日
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これからもヨロシク。
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幼子が父の手握り散歩して見るもの全てに驚き笑ふ
平成二十九年五月二十一日
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今朝の光景です。
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あたたかな蒲公英の上虻がゐる二人仲良く風に搖れてる
平成二十九年五月二十一日
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まるで相思相愛でした。
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新緑を歩くベンチや「ご自由にお坐りください」と書ゐてあるなり
平成二十九年五月二十一日
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クーラーを入れて涼しきこの世から先人逹の暑さが見える
平成二十九年六月一日
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鶯の聲の聞ゆる花畑色とりどりの花も滿開
平成二十九年六月四日
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佐久島の海の澄みたる波際をカップル逹が戲れ笑ふ
平成二十九年六月五日
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嬰兒の抱つこに見ゆる風景は東京スカイツリーかもしれぬ
平成二十九年六月八日
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美しき池の水面に捲れてる蓮の大葉が大きな風に
平成二十九年六月十二日
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短册にお金儲かりますやうに笹に搖れたる七夕の夜
平成二十九年七月七日
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九州の豪雨の後に陽が射して七色の虹架からむやうに
平成二十九年七月十九日
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九州豪雨被災者の方々、今はとても...
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眞つ白なお花畑に眞つ黒な花咲きたれば敢へて拔かざる
平成二十九年八月十日
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花。
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朝ぼらけ闇に眠りぬ我が町の丘の上より夜景を見ゆる
平成二十九年十一月十四日
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朝ぼらけ。
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闇夜には寶石箱の星たちが空に散らばり瞬ゐてゐる
平成二十九年十一月二十四日
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星。
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太陽が熱と光を放射して眠つた街を一氣に起こす
平成二十九年十一月二十四日
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太陽。
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