詠み人知らずさん
のうた一覧
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芳しく鬱陶しいほど香を発つエンジェルストランペット夜の声
平成二十九年六月十二日
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花火見る象の足元にも光蟻一匹の線香花火に
平成二十九年六月十二日
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時計草その一輪に見守られ今日も最期を告げられる人の
平成二十九年六月十一日
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光浴びダチュラ真夜中響かせるトランペットの音芳しく
平成二十九年六月十一日
5
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子守唄に寝かしつけられ小舟には波の光にまどろむ父娘の
平成二十九年六月十日
7
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白か黒いずれかと刀握りしめ赤月さくり飛び散る車道
平成二十九年六月十日
5
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うそついた姿見のきみは姿消し三毛猫一匹白粉はたく
平成二十九年六月九日
5
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メイポールと君の横顔照らしては白夜よどうぞ明けないでと願う
平成二十九年六月九日
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ヴェネツィアの夜に流れる舟歌は優しくロマンスの波を揺らす
平成二十九年六月八日
7
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あどけなさ残すうなじに一片の舞う半玉の藤の花かんざし
平成二十九年六月八日
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いつかは海の底まで潜りたいとくじらは息止め海女追いかける
平成二十九年六月七日
4
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独楽ひとり空を突き抜け宇宙へ出るまわりたいから銀河系でも
平成二十九年六月七日
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新生姜 瓶の中で頬染めて澱む空気を閉じ込める魔法
平成二十九年六月六日
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爪を切り爪弾く弦からアダージョの丸めた猫足奏でる月夜
平成二十九年六月六日
5
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ポピーの娘 空を見上げ傘広げ今か今かとドロップを待つ
平成二十九年六月五日
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黒髪の三つ編みの娘の綾跳びの急かす影は母待つ家へ
平成二十九年六月五日
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日を跨ぎ死児の齢を数えても樹木の外皮は朽ちるばかりで
平成二十九年六月四日
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糸雨の続く夜の林には厳かなる糸竹の調べ
平成二十九年六月四日
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今日はもう見なかったことにしたいからまだ明るいけどコンタクト外す
平成二十九年六月三日
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点滴の落ちる速度に負けまいと朝露は蒼空へ蒼空へと昇る
平成二十九年六月三日
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