詠み人知らずさん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
ターコイズブルーの瞳はまっすぐに靄からリングつかまえる猫
平成二十九年七月二日
5
もっと見る
むっちりと色白太もも見え隠れ大葉の浴衣に冷や麦からむ
平成二十九年七月二日
6
もっと見る
上がるより難しい階段下がり も一度擦れていない頃へと
平成二十九年七月一日
4
もっと見る
甘酸っぱい薄紅色のカーテンは新生姜よりも少しやさしくて
平成二十九年七月一日
4
もっと見る
しょぼくれた心のままに樹の下を通れば枇杷の燈に温もる
平成二十九年六月三十日
9
もっと見る
うたうたい空への光につなわたりおっかなびっくりまた一つよむ
平成二十九年六月三十日
9
もっと見る
ここからは永遠に特等席の望遠鏡の先の私たち
平成二十九年六月二十九日
6
もっと見る
未完成描かれたキャンバス街灯に舞い降り天使は星抱きしめて
平成二十九年六月二十九日
6
もっと見る
親さがし子蟹たちはいそいそと白砂青松一筋の朱に
平成二十九年六月二十八日
3
もっと見る
足早に待たせていると言い訳し独りになりたくて終電に
平成二十九年六月二十八日
6
もっと見る
いし崩れなだれゆきて沈んでは浮かび上がることを否定してみる
平成二十九年六月二十七日
3
もっと見る
石像の欠けた右眼に射し込んだ流れ星の欠片ダイアモンド
平成二十九年六月二十七日
5
もっと見る
白黒の写真に迷い込んだ鳥青く塗っては豊かであれと
平成二十九年六月二十六日
5
もっと見る
そろそろと引き摺る裾をたくしあげ牽牛と会う準備体操
平成二十九年六月二十六日
4
もっと見る
甘藍の卵のその後を聞きたくて夜の蝶への門戸を叩く
平成二十九年六月二十五日
5
もっと見る
あまりにも自由に宣う水茄子の口封じたくて糠床を圧す
平成二十九年六月二十五日
4
もっと見る
虹色の色鉛筆は逃避行雨上がりには捜査難航
平成二十九年六月二十四日
7
もっと見る
日曜日かすかに響くメヌエット音楽室には小さな雫の
平成二十九年六月二十四日
5
もっと見る
染み出した明日への地図は拡がってこぼれたディンブラ夜と共に
平成二十九年六月二十三日
6
もっと見る
合歓木にトキメキお忘れないようとすれ違い様にウィンクが飛ぶ
平成二十九年六月二十三日
5
もっと見る
[1]
<<
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
>>
[14]