詠み人知らずさん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
たおやかに山の裾へとひろがって夏を運ぶ風のゆうびんや
平成二十九年七月十二日
6
もっと見る
移動式遊園地から逃げ出した回転木馬はモンマルトルへ
平成二十九年七月十二日
5
もっと見る
赤銅のたくましき腕にしがみつき父と繰り出す初めての海
平成二十九年七月十一日
9
もっと見る
ガーゴイル広場に集まりエンジェルはセーヌに沈む今日に手をふる
平成二十九年七月十一日
4
もっと見る
まやかしの窓にうつった左手の薬指には月の粉が舞う
平成二十九年七月十日
5
もっと見る
打ち水をした傍から抜けてゆく彼のたましいも此のたましいも
平成二十九年七月十日
4
もっと見る
ヴィヴァルディ夏を聴いてもピンと来ずベートーヴェンの田園へ行く
平成二十九年七月九日
6
もっと見る
アストライヤのお許し出た深夜に天国行きのチケット掴む
平成二十九年七月九日
4
もっと見る
夾竹桃西へ西へと枝伸ばし復興の白き花咲かせんと
平成二十九年七月八日
6
もっと見る
意を決し百日紅時に雄弁に夏を報せる声高々に
平成二十九年七月八日
3
もっと見る
夜空にはわわわと笑い転げてはこねこつられて月と戯れる
平成二十九年七月七日
5
もっと見る
非通知の呼び出しの音は軽やかで柳の下で来ぬ人を待つ
平成二十九年七月七日
3
もっと見る
カーテンをあければそこにはどこまでもスカイスクレイパー星つかまえる
平成二十九年七月六日
5
もっと見る
流氷を削って削ってかき氷しろくま家族は拍手喝采
平成二十九年七月六日
5
もっと見る
ここだけは譲らないと口とがらせるすぼめる傘はきみだけの部屋
平成二十九年七月五日
5
もっと見る
透き通る井戸の底から手招きすいつぞやの猫に誘われるままに
平成二十九年七月五日
5
もっと見る
今朝もまたかすかに流れる夏風に朝顔はまた開いた報せ
平成二十九年七月四日
8
もっと見る
大樹には耳を澄ませて尋ねては此処に在ることに胸撫で下ろす
平成二十九年七月四日
5
もっと見る
メトロへの入口で回すオルガンの老女の手に見るさっきまでのパリ
平成二十九年七月三日
6
もっと見る
冷たさに火照った頭は現実へ夏日の朝の蛇口をひねり
平成二十九年七月三日
7
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[14]