詠み人知らずさん
のうた一覧
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噴水を追ひし追はれし放ちたる鬱憤晴らす太陽の光
平成二十九年五月三十日
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網目から這い出したる石鹸の檸檬色が目に刺さる夏
平成二十九年六月二日
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ポピーの娘 空を見上げ傘広げ今か今かとドロップを待つ
平成二十九年六月五日
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ナノなの?と小さな声で囁いた幼き長子は今や宇宙へ
平成二十九年六月十四日
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その道を生業とすることなしに達人技の職務履歴書
平成二十九年六月十六日
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雲海へ光の針を滑らせて今日の善し悪しを並縫いにする
平成二十九年六月十七日
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夕焼けに乗り遅れぬよう太陽の切符に煌めく末っ子の汗
平成二十九年六月十七日
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集いたる花街の角は賑やかに紫陽花開けば和傘も開く
平成二十九年六月十八日
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未満といふ境目を知らぬまま二人以上を越す半歩手前まで
平成二十九年六月二十日
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麦畑ちらちら揺れる髭の先かくれんぼかな猫の仔らの
平成二十九年六月二十一日
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染み出した明日への地図は拡がってこぼれたディンブラ夜と共に
平成二十九年六月二十三日
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足早に待たせていると言い訳し独りになりたくて終電に
平成二十九年六月二十八日
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むっちりと色白太もも見え隠れ大葉の浴衣に冷や麦からむ
平成二十九年七月二日
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未完成描かれたキャンバス街灯に舞い降り天使は星抱きしめて
平成二十九年六月二十九日
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ここからは永遠に特等席の望遠鏡の先の私たち
平成二十九年六月二十九日
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メトロへの入口で回すオルガンの老女の手に見るさっきまでのパリ
平成二十九年七月三日
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夾竹桃西へ西へと枝伸ばし復興の白き花咲かせんと
平成二十九年七月八日
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ヴィヴァルディ夏を聴いてもピンと来ずベートーヴェンの田園へ行く
平成二十九年七月九日
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たおやかに山の裾へとひろがって夏を運ぶ風のゆうびんや
平成二十九年七月十二日
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早摘みのみかんジュースはほろ苦く人生のストローはまだ青く
平成二十九年七月二十三日
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