詠み人知らずさん
のうた一覧
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ひよっこの魔女たち集まる校庭へバトンつなぐ箒星の夜
平成二十九年五月十三日
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小窓よりひらひら逃げる俎のひとかけ四つ割の新たまねぎ
平成二十九年五月十八日
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雪平の口ずさむ声が重なりて悦び鰈ぴちと鰭叩く
平成二十九年五月十八日
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地より足 離さずとも都会にてモネの睡蓮ふわりと浮かぶ
平成二十九年五月十九日
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熟れ過ぎたバナナ待ちくたびれ叫ぶもういいよと八百屋の籠の中
平成二十九年五月十九日
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キーマンを燻らせソファに沈みゆくとある国の主の午後の
平成二十九年五月二十二日
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陽の昇る 前よりダミ声ごげごっご社訓述べる社鳥は咳払い
平成二十九年五月二十日
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臭いとは まだ云えなくて お陽さまの香りを借りて そっと枕置く
平成二十九年五月二十一日
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けたたましくサイレン響く五時半にせっかくだからスクランブルエッグ
平成二十九年五月二十四日
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何もしないということができなくて腰痛持ちは夢で腹筋する
平成二十九年五月二十七日
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月朝は目を合わせずに鍵締める日曜のままの日めくりの赤
平成二十九年五月二十七日
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アヴォカドの種のリタイア後の仕事ガラガラ希望す赤子の鳴らす
平成二十九年五月三十一日
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スマトラトラのハイタッチの音ズンとマーチでちょっぴり目立ちたくて
平成二十九年五月三十一日
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糸雨の続く夜の林には厳かなる糸竹の調べ
平成二十九年六月四日
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いつかは海の底まで潜りたいとくじらは息止め海女追いかける
平成二十九年六月七日
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メイポールと君の横顔照らしては白夜よどうぞ明けないでと願う
平成二十九年六月九日
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そろそろと引き摺る裾をたくしあげ牽牛と会う準備体操
平成二十九年六月二十六日
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髪うねる温き夜風に吹かれては彼の女を見る赤松の陰に
平成二十九年六月十八日
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あまりにも自由に宣う水茄子の口封じたくて糠床を圧す
平成二十九年六月二十五日
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甘酸っぱい薄紅色のカーテンは新生姜よりも少しやさしくて
平成二十九年七月一日
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