詠み人知らずさん
のうた一覧
(カテゴリー:その他 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
芳しい山梔子の香りにあやされて白き揺りかご赤子は眠る
平成二十九年六月二十二日
8
もっと見る
夕焼けの森へ右足から入り左足から出る朝焼けに
平成二十九年六月二十二日
5
もっと見る
紫の衣纏いて必ずや実を結ばんとなすび伸びゆく
平成二十九年六月二十一日
7
もっと見る
麦畑ちらちら揺れる髭の先かくれんぼかな猫の仔らの
平成二十九年六月二十一日
6
もっと見る
山百合の飾らない愛の内にて真意の程は如何にと探る
平成二十九年六月二十日
5
もっと見る
未満といふ境目を知らぬまま二人以上を越す半歩手前まで
平成二十九年六月二十日
6
もっと見る
舶来の艶やかさに見とれては深き紅色さくらんぼの娘
平成二十九年六月十九日
5
もっと見る
まわらない運を恨んで眠れずに排水口磨く朝四時半に
平成二十九年六月十九日
9
もっと見る
集いたる花街の角は賑やかに紫陽花開けば和傘も開く
平成二十九年六月十八日
6
もっと見る
髪うねる温き夜風に吹かれては彼の女を見る赤松の陰に
平成二十九年六月十八日
4
もっと見る
夕焼けに乗り遅れぬよう太陽の切符に煌めく末っ子の汗
平成二十九年六月十七日
6
もっと見る
雲海へ光の針を滑らせて今日の善し悪しを並縫いにする
平成二十九年六月十七日
6
もっと見る
裁ち鋏ひとり歩きを繰り返し切り裂く七分袖を初夏の夜に
平成二十九年六月十六日
7
もっと見る
その道を生業とすることなしに達人技の職務履歴書
平成二十九年六月十六日
6
もっと見る
九分止まり蛍火の残り一分には二人で灯すジューンブライド
平成二十九年六月十五日
5
もっと見る
鳴門には白き飛沫に青き波渦巻く中へ迷い込みたくて
平成二十九年六月十五日
7
もっと見る
ナノなの?と小さな声で囁いた幼き長子は今や宇宙へ
平成二十九年六月十四日
6
もっと見る
ながいこと本気で笑った記憶なく今日も渇いた笑いでごまかす
平成二十九年六月十四日
11
もっと見る
突然の空からの贈り物に子は母鴨の懐へよちよちと
平成二十九年六月十三日
7
もっと見る
青き実の鈴なりふるわせ合奏す仔猫ら山葡萄へコーラス捧ぐ
平成二十九年六月十三日
5
もっと見る
[1]
<<
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
>>
[14]