詠み人知らずさん
のうた一覧
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親さがし子蟹たちはいそいそと白砂青松一筋の朱に
平成二十九年六月二十八日
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非通知の呼び出しの音は軽やかで柳の下で来ぬ人を待つ
平成二十九年七月七日
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意を決し百日紅時に雄弁に夏を報せる声高々に
平成二十九年七月八日
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夏の陽に照らされては真っ赤っ赤ショウジョウトンボ夕焼け空へ
平成二十九年七月十三日
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旅立ちの前に磨きをかけた朝夏の王は角振りかざして
平成二十九年七月十五日
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公園の水飲み場には虹の橋父と母と子の気持ちかけて
平成二十九年七月十六日
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カワセミの翡翠の羽へ包んでは奥深く闇に月惑わせて
平成二十九年七月十六日
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器には確かに居た人の足跡縄編むように時も編まれて
平成二十九年七月十八日
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魯山人 暮らしより生みし温もり遺し夜の帷を下ろす
平成二十九年七月十九日
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ため息を詰め直した貝殻でお出汁とってはお汁飲み干す
平成二十九年七月二十日
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鮮やかな熱気球で空高く剥がれた絵の具を重ね塗りする
平成二十九年七月二十一日
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あみだくじ 引いても引いてもまだ着かず線引き続けて うたの道を
平成二十九年七月二十二日
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鬼灯を鳴らせないと不貞腐れ頬膨らませて頬杖つく娘
平成二十九年七月二十二日
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山々を永く繋げてきた道を懐かしむ老女と牛のベル
平成二十九年八月一日
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高原の四季の厳しさ耐える花素朴な白き木綿に織られて
平成二十九年八月三日
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西と東のジグソーパズルをつなげまた家族は同じ屋根の下で
平成二十九年八月四日
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アダージョの4月の風は8月の朝アレグロにシフトチェンジす
平成二十九年八月五日
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山の奥から流れ来る唱歌には青き葡萄の子が秋告げる
平成二十九年八月七日
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白瓜の舟で池をのんびりと冷酒ひっかけ蛙と語る
平成二十九年八月九日
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シャンデリア夏の朝には痛いくらいきらめきゆらめきクラクラさせて
平成二十九年八月十二日
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