ななかまどさん
のうた一覧
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夏の夜は短かすぎます恋焦がれ恋歌に灯す線香花火
令和六年五月十八日
14
ラジオから流れた懐かしいフォーク...
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霧雨が青葉を濡らし振り継げば外へ誘う心湿りおり
令和六年五月十七日
12
青葉を濡らす霧雨が一日中降りまし...
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湧きあがる緑の樹々の葉裏から気の降りそそぐトンネルをゆく
令和六年五月十六日
14
今頃の時季は樹々の緑が深くなり葉...
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芍薬が両手をひろげ咲き誇る見ごろですよと亡母に伝える
令和六年五月十五日
12
亡き母が生前楽しんでいた芍薬が見...
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陽炎が舗装道路に立ちたれば夏の準備を指折り数う
令和六年五月十四日
14
エアコンの試運転、扇風機、西陽の...
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過ちを発酵させてはいけないよつまずいたって明日があるよ
令和六年五月十三日
13
失職して再び働き始めた息子へのエ...
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濁りゆく水の流るる用水路夏くる色を作る田植え機
令和六年五月十二日
15
田植えの最盛期です。田植え機が行...
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一株の牡丹のための遠回り赤き誘惑島津紅咲く
令和六年五月十一日
12
島津紅は千種咲きの独特の赤い大き...
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四ヶ月翼を休めた君だから夢の続きへ向かって飛べる
令和六年五月十日
13
人間関係が原因で四ヶ月の期間、息...
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カーソルのごとく縦横動きたる花苗抱えてガーデンの妻
令和六年五月九日
11
園芸種の花の苗の最盛期のようです...
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限りなき欲望のため振りまわす二酸化炭素という鉄槌
令和六年五月八日
9
兆候が見えていますが今年の夏も暑...
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いたずらな初夏に吹く風枝先の葉をうらがえし若葉踊らす
令和六年五月七日
17
初夏に吹く風は若葉を傷つけたり落...
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鯉のぼり立夏の風を腹に籠め皐月の空はわれの空なり
令和六年五月六日
13
寄せられた鯉のぼりを川を跨いで泳...
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みどり濃き森をたどれば初夏の陽は夏を装おう照明となる
令和六年五月五日
12
子供の日の今日真夏日を記録したと...
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立夏の田早苗の水面輝いて蒼き空描く田の水鏡
令和六年五月四日
13
今年は明日5日が立夏のようです。...
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すぐ脇をエスカレーター踏み上がるひとの利得はどれほどなるや
令和六年五月三日
10
それぞれの事情を持っての行動だと...
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ティシャツと長袖交互に活躍す何処に消えたり四季の境目
令和六年五月二日
15
気温の乱高下が激しいです。 ...
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畑に蒔く種にそぼ降る夜半の雨優しく濡らせ天のしずくよ
令和六年五月一日
16
インゲンと春大根の種を蒔きました...
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咲きだしたマーガレットに遠き日の花に重なるときめきありき
令和六年四月三十日
16
小学校の花壇で花占いをしていた女...
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忘れずにはるばる飛んで来てわれの頭上めぐるはあいさつなりや
令和六年四月二十九日
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燕が我が家の上を何度も旋回してい...
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