ななかまどさん
のうた一覧
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つめあまきことを悔やんでいるうちに庭の苺にヒヨの不意打ち
令和二年六月十八日
8
期限切れの優待券を見つけたり、熟...
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朝刊は梅雨に入れば玄関にポリの袋でよそゆきの顔
令和二年六月十七日
6
販売店のご苦労に感謝です。
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遠きほど白を極めるワタスゲを自在にゆする峰の清風
令和二年六月十六日
12
湿原のワタスゲを見に行ってきまし...
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網戸より入る冷気に気づくとき闇ねばるごと夏が近づく
令和二年六月十五日
8
湿度の高い夏の夜は過ごしづらい季...
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予報士の声さわがしく梅雨に入る妻の二度聞きゆうつなる頃
令和二年六月十四日
9
妻の聴力が衰えてきており、「何か...
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足るを知る昭和の母の詠みたるはつましき暮らしとつましき家計
令和二年六月十三日
13
昭和一桁の亡き母は戦争を経験して...
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さわやかに入梅つげる予報士の指す前線は傷口のよう
令和二年六月十二日
10
前線下での各地の大雨は日本列島の...
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うつしみの必滅思う友の忌に梅雨闇ふかく冴える雨音
令和二年六月十一日
9
梅雨の雨の音を聞きながら、命の必...
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感動はいつでもふいにあらわれて追憶の日々なぞる蛍火
令和二年六月十日
2
些細なことに感動した幼い日の記憶...
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走り梅雨今夏の備え如何様に雨と台風コロナと猛暑
令和二年六月十日
8
気候変動で災害が多発する季節にコ...
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新しき生活様式えぐり出てコロナとともに生かされてゆく
令和二年六月九日
7
買い物、食事、娯楽、電車の利用と...
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涼風が朴の若葉をくすぐれば淡く濃くなる母の焼き味噌
令和二年六月八日
12
亡き母は朴の葉の上に自家製の味噌...
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威を張りてわれに押しよす山並みもレンズ通れば行儀の良さよ
令和二年六月七日
7
残雪の残る山並みをカメラに撮りま...
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丹念に手を洗うこと厭わない桜井翔の違う顔見て
令和二年六月六日
6
「嵐」の手洗いを徹底しましょうと...
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足腰の衰え思い見あげれば山の雪線高くなりたり
令和二年六月五日
7
もう稜線の残雪まで登る足腰の力は...
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来る夏を透視したとき現し身は緑の田波吹きぬけてゆく
令和二年六月四日
7
今日は快晴で湿度が低く、午睡で気...
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もっちりとミヤマキリシマ花もてば蝶とわれとは行きつ戻りつ
令和二年六月三日
8
ミヤマキリシマツツジは盛り上がる...
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ままならぬこと多き日はゆるがせに足に頼りて夕焼け小焼け
令和二年六月二日
12
滅入ることが多い時には歩いて気分...
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簡単に知らない人の感情を共有したりスマホを持てば
令和二年六月一日
8
無くては不便な道具となったスマホ...
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花にくる蜂の姿の特異なりマルハナバチの花粉の団子
令和二年五月三十一日
6
足に花粉の団子をつけたマルハナバ...
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