ななかまどさん
のうた一覧
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できるなら茄子と胡瓜の馬たちよ父母の好みし道帰らなむ
令和二年八月十六日
15
今日は送り火。 胡瓜と茄子の牛...
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里にさき里に散りゆく山ざくら異国に祖父は七十五年
令和二年八月十五日
13
山桜をことのほか愛した祖父(亡き...
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八月の卓に定まる朝トマト熟れ採りという味の重さよ
令和二年八月十四日
12
自家栽培のトマトは木で熟したもの...
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迎え火を焚いてあなたを待ってますあなたが父祖を迎えしように
令和二年八月十三日
14
わが家では戸主が旧盆の迎え火を焚...
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烏瓜フェンス登るをためらわずこれ幸いと球児いぬまに
令和二年八月十二日
11
名鈴さまの「密かなる花」のカラス...
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向日葵の十万本に見つめられ黙の重さにたじろぎており
令和二年八月十一日
16
休耕地に向日葵を植えている畑を訪...
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真赤なる大輪のはな咲ききるも仕舞いこみたるダリアの花名
令和二年八月十日
11
昨年は満開の時に友に花の講釈をし...
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ワクチンができるまではとあまびえが消毒液はいかがと話す
令和二年八月九日
8
可不可さまお歌ありがとうございま...
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声高く心配するは親心旅立てる子に鴉の母は
令和二年八月九日
12
鴉の親がダミ声でさかんに子供を気...
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西瓜でて会話は切れる八月の顔の筋肉ゆさぶりて夏
令和二年八月八日
13
西瓜は家族全員の好物です。 ま...
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核の剣いまだ納めぬ大国の空につながる広島の空
令和二年八月七日
15
世界の現状は大国の確執を背景に核...
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かぶりつくトマトに残る濃き味に名前のありぬ浅野けっさく
令和二年八月六日
13
浅野喜久雄さんが10年かけて作り...
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小さきより走る電車の箱の数かぞえてしまうわれのクセなり
令和二年八月五日
12
何故か電車を見ると両数を数えてし...
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この姿われかも知れず屑米を食い損ねてる一羽の雀
令和二年八月四日
14
仲間が食べるのを見ている雀がいま...
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ティーシャツも使い用なりコンビニで裾をめくりてレジの袋に
令和二年八月三日
10
コンビニで見てしまいました。 ...
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匂いたつ人参木の紫に蜜蜂たちの令和の宴
令和二年八月二日
10
西洋人参木が満開なので蜜蜂が日が...
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梅雨はらう清風田の面を吹きたれば緑ざわめき出穂つげる
令和二年八月一日
11
稲に穂が出て花が咲くのを「出穂し...
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立錐の余地もなく人ふくらむを蔦は待ちおり球児とともに
令和二年七月三十一日
11
夏の甲子園の中止は残念です。 ...
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片屋根を埋めて空へ咲きのぼる龍のようなり凌霄花
令和二年七月三十日
12
のうぜんかずらは梅雨空を気にせず...
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食欲をそそる白さや冷やっこ絹と木綿に迷う夕風
令和二年七月二十九日
13
こんばんは 冷奴の美味しい...
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