ななかまどさん
のうた一覧
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冬木立ち空に寂しも細やかな枝ひろびろとわが空とせり
令和三年一月二十七日
9
冬の青空を背景に欅の大樹の枝ぶり...
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宣言にわかきの動きおさまらず鶴のひとこえ雑踏に消ゆ
令和三年一月二十六日
9
緊急事態宣言後の外出自粛は前回よ...
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粉雪を少し嫌いな顔をして体温上げる赤い山茶花
令和三年一月二十五日
12
山茶花に積もった粉雪。 山...
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置きどころなき寂しさがすり寄れば逝く人想い般若心経
令和三年一月二十四日
7
雪の中を知人のお別れに参列してき...
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夢だけは捨てていません吹雪いても梅の若枝の春まつ莟
令和三年一月二十三日
10
梅の莟が少しづつ膨らんで、少しづ...
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風さけて陽だまり恋うて冬の蠅翅をもつことしばし忘れて
令和三年一月二十二日
6
厳しい寒さの中で陽だまりのオアシ...
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今日の日もはや逝かんとす感染の数列島の上に貼られて
令和三年一月二十一日
11
旗振りどおりには減りませんね。
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短き日せわしなく過ぐ大寒の弱き光に春思いたり
令和三年一月二十日
14
今日は寒かったです。 明日...
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大粒の淡き白雪まい降れば優しく受ける山茶花の赤
令和三年一月十九日
12
今日は一日雪でした。 舞い...
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この国に第一第二第三と波おし寄せて医の道険し
令和三年一月十八日
5
感染数が右肩上がりですね。 ...
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震災に身を固くして凍てる朝復興なりて雪あたたかし
令和三年一月十七日
12
震災の前に「六甲全縦」大会に参加...
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雪掃きて来るはずもなき父おもう杉の背中のまろき姿に
令和三年一月十六日
6
亡き父は晩年腰が曲がっていても除...
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日は落ちて残光映ゆる山の端を見つめておれば人の恋しく
令和三年一月十五日
12
接触を避けているとやはり人恋しく...
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夢をみる蠅ひだまりに緩みたり日々落ちつかぬコロナ禍の昼
令和三年一月十四日
4
陽だまりで蠅をしばし観察してしま...
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抽斗に熟成させし言の葉が芽吹かぬままにひととせの過ぐ
令和三年一月十三日
12
気になった「言葉」は忘れないよう...
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人間は住み良きものかウィルスよ何が目的どこへと帰る
令和三年一月十二日
7
WHOの調査団が中国入りするとか...
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どれだけを生きたら素なるわが姿うつせるだろう俗世の鏡
令和三年一月十一日
8
幾つになっても他人の評判評価が気...
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船出する一都三県なみ高し視界は悪く夕風の立つ
令和三年一月十日
12
前回の緊急事態宣言時よりスタート...
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低き空ささえしようにプラタナスかたくなに立つ寒風の路
令和三年一月九日
11
マイナス八度と今朝は冷えました。...
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珈琲の豆ひく音に微睡みて茶房の窓に白き雪みる
令和三年一月八日
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今日は日中でも真冬日の気温だった...
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