ななかまどさん
のうた一覧
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衰いてゆくわが姿詠わんか日記に記さぬ生のくさぐさ
令和三年十月十五日
11
日記に書かない生活のこまごまを ...
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甘き香を樹下にとどける桂風ひとひら離れひとひら続く
令和三年十月十四日
12
今の時季の桂の葉は甘いいい香りが...
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白神の裾巻くように五能線こすれて走る海とわが肌
令和三年十月十三日
12
五能線は秋田と青森の日本海添いを...
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秋桜を気づかうような秋霖に濡れて帰ろう君を想いて
令和三年十月十二日
13
今日は傘の手放せない冷たい雨の一...
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滄海を拒むかに建つ防潮堤コンクリートのむごき荒肌
令和三年十月十一日
11
東日本大震災後は海岸線に高い防潮...
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海にきてカンブリア紀の魚のごと心ゆくまで潮騒に酔う
令和三年十月十日
14
潮の満ちるときの波の音を聞いてい...
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前向きの姿いとおし野の花は野分いとわず陽に向きて立つ
令和三年十月九日
12
秋の冷たい風雨にも負けず野草はし...
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トラクター の耕す畝は忽ちに鶺鴒つどう炊き出しの道
令和三年十月八日
12
何処からともなく鶺鴒がミミズや昆...
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虫の音のすすきの原に輝ける細き三日月なにを括らん
令和三年十月七日
11
三日月の括弧。 今日は見えるか...
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手のひらの皺にころがる菜の種の一万粒を生まん気構え
令和三年十月六日
11
春に咲く菜の花の種まきをしました...
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塗り箸を今宵もニ膳そろえつつこの単純を幸と思えり
令和三年十月五日
11
子が巣立った後の二人だけの夕食で...
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子を中に寄り添い歩く丹頂の命かがやく天恵の愛
令和三年十月四日
12
釧網本線の車窓から見れた丹頂鶴親...
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陽のささぬ日陰に咲きてドクダミと呼ぶには清し洋館に花
令和三年十月三日
14
大正期に建てられた洋館の裏手にド...
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礼服に付けるネクタイ黒多くネクタイ掛けの白のため息
令和三年十月二日
15
礼服を着る機会は仏事が多くなり ...
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話すこと聞くこともなき昼下がり顔なでるネコ妻と見ており
令和三年十月一日
10
台風16号の所為で外出ままならな...
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秋の陽を惜しむかのよう秋桜はアンティークへと色落としゆく
令和三年九月三十日
9
コスモスもピークを過ぎてきたよう...
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墨付けのごとく真っ直ぐ飛行機の吐き出す糸を帽脱ぎて観る
令和三年九月二十九日
11
台風前の秋空。 飛行機雲が鮮や...
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羊雲ひとつちぎれてまたひとつ想いわびしく秋ちぎれゆく
令和三年九月二十八日
11
秋はどことなく感傷的にさせる季節...
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球形の青くかがやく星の島けし粒ほどの人やうごめく
令和三年九月二十七日
12
宇宙人が観る日本列島の我々は ...
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手弱女のようなる茎に山背きて秋桜はいま秋桜の息
令和三年九月二十六日
13
冷たい山背の風に細身の秋桜は ...
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