ななかまどさん
のうた一覧
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思うなりフランスパンは堅きもの食めば食むほど歯は欲したり
令和三年二月二十二日
13
一昼夜熟成したフランスパンを食べ...
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華麗なるコートのなおみに幼な子は渇いた砂が水吸うように
令和三年二月二十一日
8
大坂なおみの全豪オープンの活躍は...
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窓ぎわに置けばたちまちめこめこと芽を出しそうなヒヤシンスかな
令和三年二月二十日
10
ヒヤシンスの水耕栽培を妻が始めま...
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並び立つ打算のあらぬ街灯は頑なまでにわが影を描く
令和三年二月十九日
7
季節がら夜は人影はなく 街...
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漂いて遊ぶようなる雪片を見上げ見つめて縁因わすれる
令和三年二月十八日
11
今日は雨水ですが 空からは...
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朝の陽はほのかに優し卵かけご飯のごとく田の雪を照る
令和三年二月十七日
12
明け方の短い時間でしたが、朝陽が...
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雪の日はやること多く一つには同い年なる角川短歌
令和三年二月十六日
8
月刊「角川短歌」は1954年創刊...
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わが星の地震を遮るすべは無く生きる力を未来に繋ぐ
令和三年二月十五日
11
余震が頻発しています。 地...
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如月に春とおもえる日のあらば地震に乱れし心癒さん
令和三年二月十四日
12
昨夜の震度六強の地震には驚きまし...
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一両の走る気動車親しくてゆすり揺られておおどかに行く
令和三年二月十三日
10
単線非電化のローカル線に乗りまし...
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目も鼻も時が削りし石仏のまろきかんばせ漂う慈愛
令和三年二月十二日
13
本体も台座もかなり傷んだ石仏を見...
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ぐち言えばぐちを承知でぐちを聞くできたおうなよわが連れあいは
令和三年二月十一日
11
本音を話せる唯一の人なので ...
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動かない動けないのをウィルスのせいにできずに雪の五千歩
令和三年二月十日
11
風があって寒かったのですが ...
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雪と風この世に共に生れし縁夕べの空に舞いて遊べり
令和三年二月九日
11
今日は真冬日でした。 雪と...
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人と人あつまり集うことならず付かず離れず白き鳥飛ぶ
令和三年二月八日
8
寝ぐらに帰る鳥たちが程よい距離を...
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人生に常にはあらず善きときは雪舞う枝にひもじき小鳥
令和三年二月七日
8
知り合いの飲食店がコロナの影響で...
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冬陽さす狭き里山疲れたる畑と田の魂かかえしように
令和三年二月六日
7
里山の風景はまだ冬の真下、 ...
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柊の葉の尖りまで日脚のぶほの暖かしこころの模様
令和三年二月五日
13
立春を過ぎると日の入りが遅くなっ...
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これほどにコロナ以前のわが生活ありがたきこと今更に恋う
令和三年二月四日
11
こんなに不自由な生活が続くとは一...
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田の株を冬に残して立春は田面ひろく雪おおう朝
令和三年二月三日
10
今日は「立春」ですが雪の降る一日...
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