ななかまどさん
のうた一覧
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夫婦して食べる餃子の一皿は五個ではなくて六個がよろし
令和三年九月十三日
14
シェアして食べる時は偶数の幸せ。
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汝が頭貸してくれよとあき茜はいとねじ花反りて礼する
令和三年九月十二日
10
ねじ花に必死に止まろうとする赤と...
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ひ弱なる四つ葉の白菜植え替えてする親ごころ雨降りやまぬ
令和三年九月六日
11
種より育てた四つ葉の白菜を定植し...
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母のあじ思いだしつつ削りたるささがき牛蒡水へと放つ
令和三年九月五日
12
ささがき牛蒡に苦戦しつつ、きんぴ...
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飽くことを知らぬかのよう降る雨に降らねば困る節を思えり
令和三年九月四日
10
九月に入って太陽を見ません。 ...
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固まりて水面の浮きを見る人は何を釣るのか時を止め居る
令和三年九月三日
14
散歩の途中、釣り人を長いこと見て...
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日をまたぎ一旦消したスマホ点け今日の天気予報確かむ
令和三年九月二日
10
推理小説を読んでいたら、いつのま...
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強き陽をはね返しつつ百日紅秋へと繋ぐ力を持ちて
令和三年九月一日
13
長い花期なので楽しめますね。
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科学の子邪悪なコロナ懲らしめるアトム世代のわれの望みは
令和三年八月三十一日
14
1960年代の子どもを魅了した手...
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深々と生きとし生けるものたちを隔つことなく匿える橅
令和三年八月三十日
13
小さな昆虫から熊まで橅の森は ...
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陽の匂いうれしく肩に取りためて穂波さわさわ田おもてに秋
令和三年八月二十九日
11
稲が色付いてきました。 収...
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夏の日の南アルプス縦走はたった一つの遠きかがやき
令和三年八月二十八日
12
当時の写真が出てきました。
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健診の良し悪しいとも簡単に「おとしですから」医者のひとこと
令和三年八月二十七日
10
全体的に悪いのか、なぐさめなのか...
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秋どなり早稲の穂にさす月影に身は包まれて土手を歩めり
令和三年八月二十六日
12
七時を過ぎると暗くなるので 懐...
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涼やかなかなかなかなの鳴く声の届くところに秋くるような
令和三年八月二十五日
12
夕暮れの涼しくなって「日暮」の声...
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処暑なればなか空の月黄金の冴える光を真下に注ぐ
令和三年八月二十四日
12
処暑が過ぎて空気が澄んだ夜空に ...
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拡がれるブレイクスルー秋くると紫ふかき竜胆の花
令和三年八月二十三日
8
二度のワクチン接種でも防御が突破...
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暮れてまだ鳴くこと止めぬ法師蝉夏の終わりの森にとよもす
令和三年八月二十二日
6
とよもす=鳴りひびかせる
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音たてて弾き転がる雨粒に重き思いす人のいとなみ
令和三年八月二十一日
9
降り始めからの雨量が千ミリを超え...
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ゆくさきの見えぬ明日がつづきおり剣呑の淵ゆくほかなきや
令和三年八月二十日
9
旧盆に伴なうクラスターなども発生...
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