ななかまどさん
のうた一覧
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母の味覚えし杓子手にとれば淡く濃くなる母の仕草よ
令和四年十月二十八日
12
亡き母の使っていた木製の「田舎杓...
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秋日射す桟にしがみつくように蝿がまどろみ半日を居る
令和四年十月二十七日
13
今朝は初霜で冷え込みました。 ...
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毬栗がヒトデに見える季となれば初冬の近く土鍋恋しや
令和四年十月二十六日
12
毬栗が実を吐き出してしばらくする...
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潮騒にカンブリア紀の魚のごと五感を澄まし海と向き合う
令和四年十月二十五日
15
2時間かけて海を眺めに行きました...
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釣り銭のことを教える授業ありキャッシュレスとう社会の隅で
令和四年十月二十四日
10
お小遣いやお使いで現金を使う体験...
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黄金の柚子湯恋しき季となればその香浴びんとはやる心よ
令和四年十月二十三日
10
日が短くなり日没の冷え込みが感じ...
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人恋うて陽射しを恋うて寄る猫の立てる尻尾の影長くなり
令和四年十月二十二日
14
20日は秋土用でした。 土用は...
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台風の時には怒涛となる浜に肩組み和むテトラポットは
令和四年十月二十日
10
晴れた海岸を歩いていると武骨なテ...
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われが食み鵯も食む柿の実を秋の日差しは見守りており
令和四年十月十九日
10
今日は穏やかな秋晴れの一日でした...
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夕焼けに吸われるように飛ぶ雁は絵の隅に描くサインのように
令和四年十月十七日
10
渡り鳥を見かけるようになりました...
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虫刺され迷わず患部とりあえず昭和の肌に合うオロナイン
令和四年十月十六日
9
某製薬の名取裕子さんの「ここでも...
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一仕事終わりし後に憩うのは畑見渡す母の位置なり
令和四年十月十五日
8
白菜の土寄せが終わりました。 ...
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笑い泣く五百羅漢が話しかくわれに良く似る顔探しおり
令和四年十月十四日
8
坂道を登りながら石に刻まれた羅漢...
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校門を出れば子の列ぽろぽろと毛糸ほどけて広がるように
令和四年十月十三日
12
小学生は防犯の為でしょうか集団下...
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柿の木に鵯たちのさんざめく実りの秋は皆んな笑顔に
令和四年十月十二日
8
賑やかにヒヨドリが柿の実を食べに...
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玄関の蜘蛛の巣掃除まず済ませ今日のやるべき一つを終える
令和四年十月十一日
8
一日のメリハリ。 今日用事があ...
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口なかに弾む香りや今年米甘さ愛でつつ作ふりかえる
令和四年十月十日
10
今年の作柄は高温多照でしたが台風...
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秋の風右に左にやんわりといなして強し芒の穂群れ
令和四年十月九日
9
芒の柔軟性を見習いたいですね。
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風に立つ姿愛おし野紺菊野分厭わず陽に向きており
令和四年十月八日
13
野生の野菊はたくましいです。 ...
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やんばるの路に迷いて訊ねればついて来いよとフクギのおばあ
令和四年十月七日
1
沖縄本島北部(やんばる)で「備瀬...
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