ななかまどさん
のうた一覧
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推しのパンいつもの場所にある安堵進化素早きコンビニの棚
令和六年四月七日
10
コンビニの商品は日進月歩で目まぐ...
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天指して白湧きあがる木蓮の上に遥けし流れゆく雲
令和六年四月六日
15
白く盛りあがった見事な木蓮の大樹...
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春雷に野辺の若草ふるえつつ春の記憶を上書きしおり
令和六年四月五日
13
春の天気は目まぐるしく変わります...
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芽吹きたる若葉をやさしくたたく雨ピアニシモとはこんな強さか
令和六年四月四日
15
今朝は芽吹いたばかりの青い葉に霧...
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ブイの字に北へと帰る白鳥の鳥影残る春水かがみ
令和六年四月三日
17
白鳥が飛び去った湖面は寂しくもあ...
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桃色の蕾ふくらみ春知らす今年も無事にお前に会えそう
令和六年四月二日
13
桜の蕾が大分膨らんできました。 ...
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列島は弥生に夏日記録して春と秋とが短くなりぬ
令和六年四月一日
13
夏日は南の島なら珍しくもないと思...
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シーサーの窓のガラス戸輝いて鏡のように空写しおり
令和六年三月三十一日
11
竹富島のシーサーが乗った古民家は...
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住み慣れた島を離れる十五歳ゆっくり手を振る島立ちの船
令和六年三月三十日
16
島立ち=進学や就職で子供たちが島...
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雪のこる山の傾りに吹く風は春を奏でてゆくオルゴール
令和六年三月二十五日
13
今日は4月中旬の陽気だったので ...
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行く冬へわれは詩を貼る辛きことみんなたずさえ顔上げて去れ
令和六年三月二十四日
16
厳しい冬があるから春の穏やかさは...
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思い立ちイヌノフグリと名付けたる牧野博士よ春が始まる
令和六年三月二十三日
19
今日は風花が舞いみぞれとなった寒...
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訪ねきた人の帰りて春彼岸 春のこころは寂しくもあり
令和六年三月二十二日
16
「寂しい」と「淋しい」 の...
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幾たびの雪を眺めてきた日々を懐かしむごと猫柳立つ
令和六年三月二十一日
20
彼岸も寒の内と言いますが今日も北...
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黒土に注ぐ春光やわらかし畑を起こせば蚯蚓が笑う
令和六年三月二十日
17
昨日の拙歌の続きになります。
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一畝を耕しふいにわきあがる結句七音みみずが笑う
令和六年三月十九日
17
畑を起こしながら「結句」を考えて...
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あたたかきココア飲まんと一万歩北風サタン何するものぞ
令和六年三月十八日
10
今日は横殴りの雪が舞いました。 ...
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春彼岸余寒を耐えし足腰に朝陽あびて春を歩まん
令和六年三月十七日
22
彼岸入りの朝は暖かく気持ちよく散...
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表地をぬらしただけで雨は過ぎラインはやめて電話にしよう
令和六年三月十六日
13
退院したとLINEで知らせてきた...
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柔らかな香りをはなつヒアシンス退職しますと訪ねきた女
令和六年三月十五日
19
金融機関に長年勤めお世話になった...
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