ななかまどさん
のうた一覧
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移ろいは萌葱色から始まりて秋の黄色は最後の輝き
令和六年十一月十八日
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春から始まった樹々の変化も ...
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赤と黄の筵を敷いて霜月に涙して立つ紅葉と銀杏
令和六年十一月十七日
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ぱらぱらと葉を降らす様が ...
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喜多方の蔵の間ゆ射し漏れる霜月の陽の弱く彷徨う
令和六年十一月十六日
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福島県喜多方市は蔵とラーメンで知...
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鳥たちの満ち足りた声聴きおれば厳しき冬もどうにかなるさ
令和六年十一月十五日
10
楢(なら)や椚(くぬぎ)のドング...
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葉を落とし互いの姿を見つめあう雪ふるまでの山毛欅の仙人
令和六年十一月十四日
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標高の高い所の山毛欅の林はすっか...
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回帰率一パーセントの選ばれし鮭ふるさとの川にたゆたう
令和六年十一月十三日
12
生まれ故郷の川で泳ぐ鮭は幾多の試...
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編み笠の胡弓かなしや風の盆情けを裡に秘めて踊れよ
令和六年十一月十二日
11
越中八尾を訪ねておわら風の盆のス...
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立冬の噴き出し口の鈴懸は身ぶるいしつつ並び立ちおり
令和六年十一月七日
12
今日は立冬で一桁台の気温に終始し...
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吊るされて白きを誇る大根をほど良く照らす秋陽やさし
令和六年十一月六日
12
沢庵にするため大根を干す風景が見...
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この星の八十億の人の眼が分断の国見つめておりぬ
令和六年十一月五日
12
米国の大統領選挙がいよいよ始まり...
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夜すがらを案じあぐねる歌ひとつ朝餉はどこぞへいってしまえり
令和六年十一月四日
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携帯ラジオを聴きながら思い浮かん...
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陽だまりで羽を休める蝶一頭 秋陽の恵みいつまで届く
令和六年十一月三日
8
寒くなってきました。 太陽...
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立冬の声聞きおれば街路樹は役目終えたと葉しぐれ降らす
令和六年十一月二日
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街路樹の銀杏が黄葉して葉を落とし...
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低気圧寄すれば憂う気象病霜月なれば季節は撓る
令和六年十一月一日
10
西高東低の気圧配置が出てきました...
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落葉松の林の中を登りゆく人ら黄金に染まる美しき日
令和六年十月三十一日
12
ラーチの林は今が黄葉の最盛期です...
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秋桜の花花花に飛びこめるここより蝶は花守りとなる
令和六年十月三十日
10
秋も終盤となり秋桜も蝶も残り少な...
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なけなしの小遣いはたいた十代の胸に飛びこむフォークの調べ
令和六年十月二十九日
10
車のラジオから「吉田拓郎」の歌が...
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餌を前にひかりを浴びて立つときの蟷螂の鎌はサーベルに似る
令和六年十月二十八日
11
秋になり大きく成長したカマキリは...
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弱き者苦しむ者の救われる世を願いつつ投じる一票
令和六年十月二十七日
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投票してきました。 たかが...
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寂し夜は樹々の枝先ふるわせて鳴く北風をたぐりつつ聴く
令和六年十月二十六日
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冬の前ぶれの北風が吹き始めました...
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