ななかまどさん
のうた一覧
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嶺に咲くハクサンイチゲの気高さよ清楚な白は雪より白し
令和六年六月十五日
11
連日の暑さに涼やかな高原を想って...
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遠山の入道雲を見ておれば蝉追う童の夏に帰りぬ
令和六年六月十四日
12
今日は真夏日となり入道雲が湧いて...
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弱き雨肩に優しき柿の葉の青葉は梅雨の前ぶれを知る
令和六年六月十日
13
今朝はしとしと降る小糠雨でした。...
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梅雨まえの晴天うれし畑にある野菜の育ち物価ほどなり
令和六年六月九日
8
家庭菜園の胡瓜、トマト、茄子、ピ...
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梅の実が熟してくれば梅仕事先ずは梅酒と気ぜわになりぬ
令和六年六月八日
10
梅の実が出回ってきました。 ...
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夏来れば草かんむりが外されて明るき方へみどり萌えだす
令和六年六月七日
14
「萌」の漢字が気になり調べてみた...
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これほどに似合うものなし水無月のそぼふる雨を受ける紫陽花
令和六年六月六日
14
梅雨入りは未だですが 雨と...
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倒木に実生が育つあらかじめ刻まれており自然の輪廻
令和六年六月五日
13
橅の倒木に種子から発芽した子ども...
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道の端がわれの居場所と心得て万年草は黄色に縁どる
令和六年六月四日
10
5月から6月にかけて道端に黄色の...
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傘竿に雨の鼓動を聞きながら遠回りする紫陽花の路
令和六年六月三日
15
六月になれば紫陽花がそろそろ咲き...
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かすめゆく台風一号皐月尽思えば夏日多かりし月
令和六年五月三十一日
11
今月は夏日が多く記録され真夏日の...
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雲間から朝の太陽顔出せばペールギュントの朝きこえくる
令和六年五月三十日
13
台風接近前の穏やかな朝でした。 ...
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ぬるくなる牛乳飲めばよぎりたりバケツに満ちた脱脂粉乳
令和六年五月二十九日
11
戦後しばらくユニセフの食糧援助で...
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生き甲斐を見つけるための航海を言葉の海で櫂を操る
令和六年五月二十八日
13
日常の気付きや思いを言葉を探しな...
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夕焼けを縦に縁どる糸やなぎ思い出ひとつ浮かびくる夕
令和六年五月二十七日
10
柳が植えられている川沿いを歩いて...
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残雪の上に塗りこむ初夏のそら透かしても重ねても青
令和六年五月二十六日
14
残雪が残る山に行きました。 ...
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旅の夜は鉄路のはての寂しさを聴いて眠らん長崎の鐘
令和六年五月二十五日
12
長崎は終着駅でこの先鉄路はありま...
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一日を森の家なる客となる花と光のハウステンボス
令和六年五月二十四日
10
ハウステンボスを初めて訪れました...
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長崎の港を見下ろす坂の景 青い瞳が見守りており
令和六年五月二十三日
11
鎖国時代も開かれていた長崎は「グ...
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霧雨が青葉を濡らし振り継げば外へ誘う心湿りおり
令和六年五月十七日
12
青葉を濡らす霧雨が一日中降りまし...
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