ななかまどさん
のうた一覧
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梅雨なれば時折ありし梅雨寒むはどこかに失せて山背は吹かず
令和六年七月十一日
13
梅雨の時期には冷たい親潮の上を吹...
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ケチャップの眼と口もとが笑いおり朝のあたたかきオムレツの顔
令和六年七月十日
13
妻が毎朝出してくれる卵は今日はオ...
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荒草を抜いた軍手はドクダミの香りを吸いて濡れて重たし
令和六年七月九日
12
日差しが強くなる前にドクダミバス...
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遠雷を道案内に夕立は葉おもて叩き足早に去る
令和六年七月八日
10
いさぎよい夕立でした。
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茄子ピーマン若い時には苦手でも還暦越せば常備菜なり
令和六年七月七日
12
五十過ぎまで茄子とピーマンは皿の...
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緑き風わが未巡りを通るとき七夕の笹の飾りも揺らす
令和六年七月六日
9
明日は七夕ですが 予報はあ...
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夏空に麦わらぼうし捕虫網おもいで遠く色あせぬまま
令和六年七月五日
14
子どもの頃はよく蝶を追いかけてい...
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日傘にて強き陽のなか歩きおりか弱き男児をひととき演ず
令和六年七月三日
13
雨兼用の日傘を買いました。 ...
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一枚の小さき貝の不思議なり穴あき貝の打ち上がる浜
令和六年七月二日
16
礼文島北部の船泊の浜には不思議な...
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礼文島の小さき入江の物語浜茄子咲いて夏が始まる
令和六年七月一日
19
3日間滞在しましたが濃い霧と北西...
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アナベルが雨に花瞼を開きたり白き手鞠を差しだすように
令和六年六月二十五日
13
アナベル(西洋アジサイ)は白とピ...
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赤鬼のように猛り立つ日雷よ憤ることわれも持ちたり
令和六年六月二十四日
12
日雷(ひがみなり) 晴天に起こる...
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夏野菜どっさり蕎麦と混ぜ合わせぽん酢かければ悪くもあらず
令和六年六月二十三日
11
暑くなると食欲が減退しますが ...
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いさぎよく樹下に散りたる夏落ち葉希望の若葉育つ楠木
令和六年六月二十二日
14
常緑樹の楠木は今の時期が古い葉と...
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禅寺の古き楠木に抱きつけば喜捨は善よと囁きかける
令和六年六月二十一日
12
大きな楠木のある禅寺に行きました...
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目の前の百メートルを駆けぬけろ若き獅子らの気迫が迫る
令和六年六月二十日
12
中学生の陸上競技大会を見る機会が...
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大洋に太陽あかく沈むときどんな言葉も奪いさりたり
令和六年六月十九日
14
民宿の「夕陽ツアー」に参加しまし...
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生姜のせ絹の素肌の冷や奴夏の栞と湯上がりに食む
令和六年六月十八日
16
簡単で美味でかつ栄養価のある豆腐...
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夕闇にゆっくり紛れてゆくように一羽の鷺の一日暮れゆく
令和六年六月十七日
15
穏やか週始めとなりました。 ...
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魂を葉先に向けて放つごと孔雀サボテン赤く噴き咲く
令和六年六月十六日
14
我が家の孔雀サボテンが咲き出しま...
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