ななかまどさん
のうた一覧
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長旅の翼に山のおろし吹き労わるように鴨のつがいは
令和三年十二月三十日
9
冷風を避ける所もある様なのですが...
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ドローンにて峰高く飛び大鷲の風を切る音聴きたくもあり
令和三年十二月二十九日
14
真っ青な大空をゆうゆうと飛ぶ大鷲...
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オミクロンじわりじわりとひろがりて冬枯れの風むねを吹き抜く
令和三年十二月二十八日
10
知事会が変異株を懸念して年末年始...
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丑年の気象は荒れて記録的洪水熱波暮れには寒波
令和三年十二月二十七日
10
今年は記録的〇〇の気象用語が多発...
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いつのまにかマスクの顔の世の声は乾いてきたり疫病すすめば
令和三年十二月二十六日
8
口元の表情は大切だと思います。 ...
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手と足の柔軟ためす寒き朝マリオネットの節おもいつつ
令和三年十二月二十三日
11
起き出すときはまず手と足の柔軟か...
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しもやけの足の痒さの冬が来てわれの鼓膜に虎落ふるえる
令和三年十二月二十二日
11
足の痒さと北風の虎落笛を聞くと ...
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やれること選びて今日もそこかしこできるとこまで老いの時無し
令和三年十二月二十一日
12
今日はプラスチックの障子紙の貼り...
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空を指す枝ことごとく寒そうに藍ひと色に北斎の空
令和三年十二月二十日
18
すみだ北斎美術館を訪ねました。 ...
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枝の雪こらえきれずに落ちるたび軒は賑やか雪すずめ宿
令和三年十二月十九日
15
軒下に一時避難しているすずめも寒...
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置いた筈はずのところがつぎつぎと時かすめとる失せ物探し
令和三年十二月十八日
9
うー無い。 記憶を頼りにあちこ...
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風あらぶこの季節こそ楽しめとプラタナスの葉空に舞いおり
令和三年十二月十七日
21
今夜から明日にかけて西高東低の気...
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雪ふくむ虎落の風の吹きたれば夢にでて咲けエーデルワイス
令和三年十二月十五日
11
深夜目覚めると聞こえる冬の風の音...
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鶺鴒の姿かたちか尾のゆれか幼児の眼のとみに輝く
令和三年十二月十四日
15
公園で鶺鴒を追い回している幼児を...
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割れ目よりコンクリートに種を継なぐエスディジーズ雑草もまた
令和三年十二月十三日
10
コンクリートの割れ目を選んだ雑草...
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太古へと誘うようなり潮の香のアンモナイトの心地よき風
令和三年十二月十一日
14
山国育ちのわたしには潮風に吹かれ...
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みずからの思いか親の惨憺か樹下に転がる花梨の相思
令和三年十二月十日
9
親を思い子を思う気持ちを花梨に重...
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公園に後ろ歩きの人おりて惚けしと見るを鍛錬なりき
令和三年十二月九日
7
後ろ歩きは太ももやふくらはぎの筋...
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鈴懸の冬の陽あびて並べるは師走の街の祈りにも似て
令和三年十二月八日
13
枝葉の剪定されたプラタナスの街路...
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晩年を生きているはずその自覚わすれる時に旅心わく
令和三年十二月六日
7
青春18きっぷが10日から開始し...
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