ななかまどさん
のうた一覧
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漂いて遊ぶようなる雪片を見上げ見つめて縁因わすれる
令和三年二月十八日
11
今日は雨水ですが 空からは...
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朝の陽はほのかに優し卵かけご飯のごとく田の雪を照る
令和三年二月十七日
12
明け方の短い時間でしたが、朝陽が...
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雪の日はやること多く一つには同い年なる角川短歌
令和三年二月十六日
8
月刊「角川短歌」は1954年創刊...
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わが星の地震を遮るすべは無く生きる力を未来に繋ぐ
令和三年二月十五日
11
余震が頻発しています。 地...
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一両の走る気動車親しくてゆすり揺られておおどかに行く
令和三年二月十三日
10
単線非電化のローカル線に乗りまし...
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目も鼻も時が削りし石仏のまろきかんばせ漂う慈愛
令和三年二月十二日
13
本体も台座もかなり傷んだ石仏を見...
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動かない動けないのをウィルスのせいにできずに雪の五千歩
令和三年二月十日
11
風があって寒かったのですが ...
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雪と風この世に共に生れし縁夕べの空に舞いて遊べり
令和三年二月九日
11
今日は真冬日でした。 雪と...
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人と人あつまり集うことならず付かず離れず白き鳥飛ぶ
令和三年二月八日
8
寝ぐらに帰る鳥たちが程よい距離を...
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人生に常にはあらず善きときは雪舞う枝にひもじき小鳥
令和三年二月七日
8
知り合いの飲食店がコロナの影響で...
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冬陽さす狭き里山疲れたる畑と田の魂かかえしように
令和三年二月六日
7
里山の風景はまだ冬の真下、 ...
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柊の葉の尖りまで日脚のぶほの暖かしこころの模様
令和三年二月五日
13
立春を過ぎると日の入りが遅くなっ...
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これほどにコロナ以前のわが生活ありがたきこと今更に恋う
令和三年二月四日
11
こんなに不自由な生活が続くとは一...
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田の株を冬に残して立春は田面ひろく雪おおう朝
令和三年二月三日
10
今日は「立春」ですが雪の降る一日...
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木の枝の小さき綿雪ぽったらと落ちてまろべば子の俵雪
令和三年二月二日
7
ちょっと湿った雪と少風の条件が揃...
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如月の声きけおればわずかにも雪の肌のいろ温みたり
令和三年二月一日
9
二月になると厳寒の折り返しで ...
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絆とふ人と人とのつながりを試しておりぬコロナウィルス
令和三年一月三十一日
11
人の繋がり、生活の規範、社会の構...
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晩冬と初春のあわいの光さす湖に癒せし白鳥の母子
令和三年一月三十日
9
休んでいるのか北帰行の英気を養っ...
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測られし間隔に立つレジのまえ忍の一心順番を待つ
令和三年一月二十九日
10
週末のせいかレジは長い列です。 ...
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冬木立ち空に寂しも細やかな枝ひろびろとわが空とせり
令和三年一月二十七日
9
冬の青空を背景に欅の大樹の枝ぶり...
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