ななかまどさん
のうた一覧
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風あらぶサロマの湖よ流氷の記憶を思い出すかのように
令和四年七月十三日
12
サロマブルーを期待して展望台まで...
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柔らかき薄絹のごと花を付け森に灯れば春の団扇絵
令和四年七月十二日
1
春先にギザギザのピンクの花を咲か...
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他になしわが手のような感覚で強く優しく竹の孫の手
令和四年七月十二日
7
背中の痒いところをプラスチックに...
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蝉時雨背なにほたほた纏われば皿のトマトが心臓に見ゆ
令和四年七月十一日
11
暑いですね。 暑中お見舞い申し...
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たましいを葉先に咲かせ届けたい秘める思いにクジャクサボテン
令和四年七月十日
13
赤と白の鉢植えのクジャクサボテン...
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人の命は尊いと思いつつ見る螢火の今宵いとしく
令和四年七月九日
11
命を軽視する蛮行に憤りを感じます...
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政治家もエコノミストもよく使う担保するとう便利なことば
令和四年七月八日
7
今後起こるかもしれない不利益へそ...
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それぞれに違う世界を生きており電車の中にスマホ持つ人
令和四年七月七日
12
みなさん熱心に液晶画面に没頭して...
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高山の気高き花は定形に納まりて良しハクサンイチゲ
令和四年七月六日
7
高山植物で七文字の花が結構ありま...
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ユーラシア北と東の大国が黒い風呂敷き拡げるように
令和四年七月五日
10
北(ロシア)と東(中国)の大国の...
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カロリーと塩分多めを皿に盛る普段着がいい昭和の食堂
令和四年六月二十九日
15
レトロな店構えの食堂を利用してい...
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気負わずに生きるは難し橅の木の声聴きたくて心耳を澄ます
令和四年六月二十八日
14
気持ちがはやって行動するとつまず...
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兜虫捕るときめきも忘れたり楢の木影に思いて寂し
令和四年六月二十七日
15
散歩の途中の木影で涼んでいるとカ...
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精霊のさざめきやまぬ水無月の空ゆるやかに闇落としゆく
令和四年六月二十六日
15
昨日今日と真夏日でした。 梅雨...
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補助金は何処に消えたと思いおり一万円のわずかなお釣り
令和四年六月二十五日
9
国からリッターあたり何十円かの補...
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つる伸びるリング支柱の朝顔を朝の光に晒しつつ夏
令和四年六月二十四日
8
絆さまの「朝顔」 つながりで詠...
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死者たちの頭上行き交うロケット弾理性うずもれ和平たゆたう
令和四年六月二十二日
11
自負・プライドを無理に押し通そう...
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咲き切ることが言葉を持たぬ愉しさと一日の命にキスゲの花は
令和四年六月二十一日
14
ニッコーキスゲは朝に開花し夕方に...
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死者の持つ重き白旗に背を向けていかにつくろうその鉄面皮
令和四年六月二十日
14
歴史上稀に見る「厚顔」の一人とな...
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海底を二十五分も潜りおりはやぶさという鉄の青蟲
令和四年六月十九日
13
青函トンネルに「はやぶさ」の緑の...
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