ななかまどさん
のうた一覧
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早ばやと秋の日差しは山の端へ早く帰れと叱りて沈む
令和六年九月二十三日
12
畑で夏野菜の片づけ作業をしている...
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秋雨が植えたばかりの白菜の幼葉をたたけば湧く母心
令和六年九月二十二日
16
定植したばかりの白菜に容赦なく雨...
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手を変えてサギはこそこそ蠢くが川の中洲の鷺は動かず
令和六年九月二十日
12
SNSでの振り込めサギがたびたび...
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温暖化進みておればいつしらに暑き季節は彼岸過ぎまで
令和六年九月十九日
12
この暑さいつまで続くのか。 ...
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名月やどんな言葉を並べても例えきれずにただに見詰める
令和六年九月十八日
11
昨夜の中秋の名月をぞんぶんに堪能...
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新聞と郵便受けが作る音 朝の儀式のごとく聴きおり
令和六年九月十七日
12
朝の五時過ぎに新聞が配達されます...
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毎日が非日常の旅は良い旅立つまでのわくわく感よ
令和六年九月十六日
9
涼しくなってきたので旅心がうずい...
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ため息をつくは心を落ちつかす坐禅の呼吸やおおいに吐かん
令和六年九月十五日
7
ため息は禅の呼吸と同じで ...
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生きている生かされているひとときを暗き灯りに観音さまと
令和六年九月十四日
12
あまり人の訪ねることの無さそうな...
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お彼岸の菊の手入れを始めおり夏の心を持て余しつつ
令和六年九月十三日
13
来週から彼岸の入りですが連日の暑...
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あえかなる薄紅の秋桜に秋の涼風いまだ生まれず
令和六年九月十二日
15
コスモスが咲き出す頃は涼しい秋風...
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ありふれた言葉が心に効くようだ「いざいざすこし欠伸などせむ」
令和六年九月十一日
11
いらだてる心よ汝はかなしかり ...
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夏去るが寂しかりにし日は遠く樹下の日陰に酷暑憎めり
令和六年九月十日
11
日なかの酷暑はいつまで続くのでし...
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新涼や日なかの暑さ居座りて米を求めて歩くは難し
令和六年九月九日
7
ガソリンを使ってあちこち探すのも...
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秋桜の細き首すじ揺らすのは衣替えした新涼の風
令和六年九月七日
14
日が傾いてから吹く風は涼しくなっ...
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芒野の穂が光を纏いおり季節は巡る長月の月
令和六年九月六日
9
いつのまにか芒の穂が出揃いました...
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われと居る時より眼かがやきて蜻蛉を目で追う猫妬ましく
令和六年九月四日
15
わが家の猫はトンボが好きみたいで...
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読む人のこころの隅をくすぐらん三十一文字の歌を投げかけ
令和六年九月三日
11
読んでいただく人の心が少し波立て...
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時経てば記憶の水面なみたちて忘れたき忘れたくなき人浮かびくる
令和六年九月二日
10
50年ほど前のアルバイトの夢を見...
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包みおく愛情のごとひかりして生やつはしの中の粒あん
令和六年九月一日
14
お土産に粒あんのなま八ツ橋をいた...
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