ななかまどさん
のうた一覧
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やり残すことの多かり畑には夏の化石の人参じゃがいも
令和四年九月三日
13
夏野菜のシーズンもそろそろ終了で...
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縁側で間近に愛でし人あらん人待ち顔に女郎花さく
令和四年九月二日
14
人の住んで居ない庭に女郎花が咲き...
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鈴虫の競いあいたり庭の闇声の余白に長月の風
令和四年九月一日
12
今日から九月ですね。 台風のシ...
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生きている生かされているひと時を観音仏に向かいて想う
令和四年八月三十一日
9
観音堂を訪ねる機会があったので ...
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老秋も若秋の語も無いことをグーグルに覧て聴く秋の虫
令和四年八月三十日
11
朝晩めっきり冷えこんできました。...
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社会との繋がりいつもあるように箪笥の隅に背広待ちおり
令和四年八月二十八日
16
職を退いて8年。 背広を着て出...
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遠雷を道案内に夕立ちよ急がないでねバス停までは
令和四年八月二十七日
15
秋雨前線の影響で不安定な天気でし...
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森をでて二足歩行に歩きだす猿人いまの道具はスマホ
令和四年八月二十六日
9
初期の猿人の道具は石で 振り下...
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稲の穂が黄金に染まり始めつつしずかに秋の雨を呼びたり
令和四年八月二十五日
13
稲の穂が垂れ色が付き始めました。...
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銀行は敷居が高いと思いしも金行なればわれは使わず
令和四年八月二十四日
8
使い慣れていないので 緊張して...
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暦では処暑となれどもこの暑さ日なか歩けば中暑気にする
令和四年八月二十三日
11
今日も残暑が厳しかったですね。 ...
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秋桜の咲き始めたる畑中に夏の余韻のお日様の座す
令和四年八月二十二日
14
休耕地に植えられた秋桜が咲き始め...
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老の影ふたつ揃いて極楽と椅子に午睡のわれと老猫
令和四年八月二十一日
11
老猫の「てん」と昼寝をしました。...
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過ぎ去れば雨傘のごとつい忘れ降ればまたかと天災なるは
令和四年八月二十日
9
日本人の「水に流す」と言う気性は...
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葉先染め想い染めたる七竈不意の優しさ秋は人恋う
令和四年八月十九日
16
気の早いナナカマドの葉先が赤くな...
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愛国のラッパ吹きたるプーチンは愛国の民死地へと送る
令和四年八月十八日
12
プーチンさん 国の為と言いなが...
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丘ひとつ越えてまた丘畑に織るパッチワークの広がる美瑛
令和四年八月十二日
10
北海道の中央にある美瑛町は丘の町...
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夜に咲く花火の華にかさねつつ過ぎゆく夏を想うたまゆら
令和四年八月十一日
2
コロナ禍の前の花火大会を思い出し...
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年とりて日が出る前に目覚めるを嬉しくそろり朝の戸を出づ
令和四年八月十一日
14
若い時は朝が苦手だったのですが ...
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あら草を抜いた軍手は洗濯の乾きし後もドクダミの香
令和四年八月十日
12
雨の日が多く「草取り」が出来なか...
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