ななかまどさん
のうた一覧
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のけぞりてのけぞりて幹辿りたり時代は奈良のじじとばば杉
平成三十年十一月十四日
7
奈良時代に植えられたと言う神社の...
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返信の葉書かたわらにためらいと乗り気半々同窓の顔
平成三十年十一月十三日
6
同窓会の案内をもらったものの参加...
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心揺れことばに変えて記しおり飾るは難し定型の皿
平成三十年十一月十二日
5
三十一文字で感動をあらわし、伝え...
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次に落つその次に落つもみじ葉を鯉は知らねで空あおぎたり
平成三十年十一月十一日
5
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廃校のプラタナスの葉一つ落ちまた一つ落として日は暮れぬ
平成三十年十一月七日
5
子どもたちの声の消えた校舎と校庭...
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ガリバーの大きなる手へ悠然と鎌を振りたり冬支度なか
平成三十年十一月五日
6
庭木を切っていると、突然カマキリ...
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落ち葉には輝ける陽の記憶あり冷たい風に身を捩りたり
平成三十年十一月四日
7
同じもみじの葉でも色と形が違って...
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スティックの乾きたる音地を這いて声の若かり霜月の空
平成三十年十一月二日
7
ゲートボールを楽しむ人達の声が通...
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木末には柿の実一つ初雪の迷うことなし小さき導
平成三十年十一月一日
7
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年毎に仮装楽しむ人増える秋の終わりの非日常なり
平成三十年十月三十一日
4
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腰にある疲れを畠に鋤きこめば八十日後の白菜上々
平成三十年十月二十八日
7
頑張って白菜の追肥をしました。
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湖沼にはバーミリオンの色落ちて外国人の笑顔よろしき
平成三十年十月二十七日
5
中華系の旅行者が裏磐梯の五色沼湖...
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アトリエに寄り添うように只見川清の白の里に帰りぬ
平成三十年十月二十六日
8
木版画家の斎藤清のトールマン・コ...
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畠へと届けばもはや秋の暮大根の影長く延びたり
平成三十年十月二十四日
6
日が短くなりました。5時を過ぎる...
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山峡の里には里の十三夜ひかり尖りて秋深めゆく
平成三十年十月二十三日
12
十五夜の次に美しいとされる、十三...
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手を振りて笑顔になりぬ秋田人いなせで黒きシロクイチ行く
平成三十年十月二十二日
6
4年ぶりにC61型蒸気機関車が奥...
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木のうろに木洩れ日稀く射し込みぬコロボックルは今日はお出かけ
平成三十年十月二十一日
10
樹の根元にアイヌの伝説に現れる小...
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言いかけて辞めた言葉を呑み込んで「いい天気ですね」空を見上ぐる
平成三十年十月十九日
7
苦手な人には言葉を選んでしまいま...
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秋の空天使の羽根のように雲力を抜いて生きるが良いと
平成三十年十月十八日
6
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脚だけが全てのサッカーに攻撃の手を使いたり若やかブルー
平成三十年十月十七日
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ランク5位のウルグアイに若い代表...
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