ななかまどさん
のうた一覧
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帰りゆく蜂に未練のあるごとく飛び去るたびに拗ねる水仙
令和六年四月二十二日
18
スイセンの花から蜂が飛び去る時に...
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朝一の散歩に脚の目覚めねばアキレス腱を伸ばすは大事
令和六年四月二十日
11
寝起きに散歩に出かけたら脚のアキ...
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先達の染井吉野の感動を上書きしおり八重の桜は
令和六年四月十九日
14
染井吉野の可憐さも惹きつけるもの...
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それぞれの胸の熱き静止画を持ち寄りながらあの日に帰る
令和六年四月十八日
14
同窓の4人で古希の祝いをやりまし...
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時として餌をねだるとき老猫はサバンナの眼でわれを見つめる
令和六年四月十七日
10
老猫といえど野生のDNAの切れ端...
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千年の歳月という感傷を抱いて咲きたる滝桜かな
令和六年四月十六日
18
樹齢千年以上の「滝桜」が見事な勇...
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男にはあるという七人の敵古希を跨ぎて数えてみたり
令和六年四月十五日
13
四月生まれなので古希となりました...
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カタクリを初夏の風撫でて吹け紫揺れる里山の春
令和六年四月十四日
16
カタクリの群生地を訪ねました。 ...
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ぱっと咲きさっと散りゆく儚さを大和心といにしえびとは
令和六年四月十三日
14
季節の初めに先駆けて咲き散る桜の...
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軒下に子育てはげむつばくらめ夏の記憶をわれと作らん
令和六年四月十日
15
今年も燕がやってきました。 ...
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歳をとる飼い主と犬いつからか教えたこともお手も忘れる
令和六年四月九日
12
散歩の途中にたまに会う老人と飼い...
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人並みは物差しじゃない人ひとりひとりに別の人生がある
令和六年四月八日
13
昭和の中流意識は過去の遺物となっ...
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推しのパンいつもの場所にある安堵進化素早きコンビニの棚
令和六年四月七日
10
コンビニの商品は日進月歩で目まぐ...
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天指して白湧きあがる木蓮の上に遥けし流れゆく雲
令和六年四月六日
15
白く盛りあがった見事な木蓮の大樹...
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春雷に野辺の若草ふるえつつ春の記憶を上書きしおり
令和六年四月五日
13
春の天気は目まぐるしく変わります...
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芽吹きたる若葉をやさしくたたく雨ピアニシモとはこんな強さか
令和六年四月四日
15
今朝は芽吹いたばかりの青い葉に霧...
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ブイの字に北へと帰る白鳥の鳥影残る春水かがみ
令和六年四月三日
17
白鳥が飛び去った湖面は寂しくもあ...
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桃色の蕾ふくらみ春知らす今年も無事にお前に会えそう
令和六年四月二日
13
桜の蕾が大分膨らんできました。 ...
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シーサーの窓のガラス戸輝いて鏡のように空写しおり
令和六年三月三十一日
11
竹富島のシーサーが乗った古民家は...
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住み慣れた島を離れる十五歳ゆっくり手を振る島立ちの船
令和六年三月三十日
16
島立ち=進学や就職で子供たちが島...
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