び わさん
のうた一覧
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老い桜幹を半分切り取られそれでもみごとしだれ蕾が
平成三十一年二月十四日
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一転し今朝は陽がさしすがすがし畑の椿が赤く頬染め
平成三十一年二月十三日
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雪が舞う白き模様をおりなして天地造形無限の舞台
平成三十一年二月十二日
5
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大雪に見舞われ部屋に閉じこもり雪国人のご苦労おもう
平成三十一年二月十一日
6
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桜の木樹齢三百儚くもオーナー変わり切り倒される
平成三十一年二月九日
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ふきのとうつぼみが開き食べてよと今日の夕食夫婦(めおと)天ぷら
平成三十一年二月七日
5
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大銀杏千三百年生き続け天に広がり四方みわたし
平成三十一年二月六日
5
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立春で身体心が窓開く庭のあちこち花も顔出し
平成三十一年二月五日
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暫くすると雑草との戦いが始まりま...
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「鬼は外」鬼さんいまだ寒いけど外で我慢をしてと豆まき
平成三十一年二月四日
6
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生物の生きる知恵には驚嘆す畑の蜜柑鳥がたいらげ
平成三十一年二月三日
6
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旅に出る手術を終えた妻共に君を守ると心ひきしめ
平成三十一年二月二日
5
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目の手術家内よく耐え退院す無事の姿に明かりがともる
平成三十一年一月三十一日
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「すごいなー」高い屋根上とび職を車窓からじっとわれ眺めおり
平成三十一年一月三十日
7
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チュウリップあそこにここに芽を出してまだ早いかなと不安のようす
平成三十一年一月二十九日
7
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はればれと涙を超えて決勝にテニスに全身打ち込む姿
平成三十一年一月二十八日
5
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朝が来た寝床の中でむずむずと布団の温み吾を離さず
平成三十一年一月二十七日
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万両の赤い実たわわ陽を浴びて今日と言う日を悠々と生き
平成三十一年一月二十六日
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なさけない負け方せぬよう囲碁励む負けるも勝も相手に敬意
平成三十一年一月二十五日
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家内共超高齢でまだ元気人生これから遊び相手で
平成三十一年一月二十四日
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庭の隅芽を覗かせてふきのとう春はもうじき頑張ってねと
平成三十一年一月二十三日
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