九條千鶴さん
のうた一覧
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生きている あとすこしだけ もうすこし頑張らないと と騙しながら
平成二十九年四月二十六日
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地に浮かぶ星をみるよなネモフィラの銀河の海を泳ぐ蝶々
平成二十九年四月二十五日
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あといくつ夜を数えれば輝けるそんな明日が来るのだろうか
平成二十九年四月二十五日
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輝きで夏を彩るお日様の日差しを逃れうずくまる木陰
平成二十九年四月二十五日
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朝が来る 春の名残を 脱ぎ捨てて 夏のお洒落をした朝が来る
平成二十九年四月二十五日
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麗らかな春の名残を閉じ込めて夏の青空にわたす桔梗
平成二十九年四月二十五日
9
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お日様の 降り注ぐ目が この世界の美しさを 教えてくれる
平成二十九年四月二十四日
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春の日の朝日を浴びてきらきらと光る水田をカエルが飛ぶ
平成二十九年四月二十四日
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もうそろそろ田植えの時期だなあ
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高らかに夜空を渡る笛の音を地上にありて聞き入る夜更け
平成二十九年四月二十三日
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青空を浮かぶ白雲うつしとり野原を渡る白き雛菊
平成二十九年四月二十三日
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木蓮の花が降りたる庭池で甲羅干しするミドリガメたち
平成二十九年四月二十二日
6
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アマガエル メダカにタニシ 飛ぶホタル 思い出でしか会えなくなった
平成二十九年四月二十一日
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沈みゆく夕日が染めし青空の手を引き寄せて飛び出した月
平成二十九年四月二十日
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神さまがつくりたまひし世界なら言葉はきっと祝福だろう
平成二十九年四月二十日
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ため息も溶けていくよな青空に生きていくことを思い出した
平成二十九年四月十九日
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柔らかなレンゲ畑の毛布から顔をのぞかすホトケノザたち
平成二十九年四月十八日
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どうしてもホトケノザを詠みたかっ...
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帰るべきすみかを探し彷徨える鳥にも似たる我が人生は
平成二十九年四月十七日
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追いかけて伸ばす手のひらすり抜けて池に飛び込む桜の花片
平成二十九年四月十六日
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花びらをその身に受けし藤棚の蕾ふくらみゆく春惜しむ
平成二十九年四月十五日
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薄氷の空を引き裂き飛ぶ鳥の白きを見れば春は来にけり
平成二十九年四月十五日
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