九條千鶴さん
のうた一覧
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やってくる 今日も夜明けが 朝を連れ 希望はあるよ と笑いながら
平成二十九年五月九日
5
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星遊ぶ夜空の海を隅々に優しく照らすお月さまの目
平成二十九年五月八日
9
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春風が見せてくれた青空は宝石みたいにひかっていた
平成二十九年五月七日
8
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お日様がきらきら光り指をさす土のしたに幸せがある
平成二十九年五月六日
9
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満月が照らしてくれた草花を目印にして二人で会おう
平成二十九年五月五日
8
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土にすらかえれぬつらさ抱えつつ生きてく日々をただくりかえす
平成二十九年五月四日
10
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鳴く鳥の声にも耳を傾けず過ごした日々に今日気づいたよ
平成二十九年五月四日
10
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なおしたい 季節がめぐるその度に不具合起こす私の体を
平成二十九年五月三日
6
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大通りを流れる車の赤色に遠く故郷の家族を思う
平成二十九年五月三日
8
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木漏れ日に影を重ねて確かめる自分の体がここにあること
平成二十九年五月二日
8
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銀色の簾の雨をかき分けてあの人がまつ家へと帰る
平成二十九年五月一日
8
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満月も白いドレスでしゃれこんだ今日は楽しいパーティー日和
平成二十九年四月三十日
7
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星たちが浮かぶ夜空の海原を独り占めして いる白い雲
平成二十九年四月三十日
10
パーティーでもしているのかな
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カツカツと乾いた土を踏みしめていないとわかる靴音悲し
平成二十九年四月二十九日
7
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雷に起こされたからなのかしら? 突然風が吹いてきたのは
平成二十九年四月二十九日
5
頭がいたくなるのだけは勘弁
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小窓から見える光の輝きを羨まがらずいれないのです
平成二十九年四月二十八日
8
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人々に季節外れと言われてもここにいると強く鳴く鳥
平成二十九年四月二十八日
10
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この広い世界のどこにあるだろう風が縁取る私の体は
平成二十九年四月二十八日
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道沿いのツツジの赤を目印にレンガ小路を子猫と歩く
平成二十九年四月二十七日
8
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ひゅるひゅると縁取りながら吹く風は世界を描く地球の筆だ
平成二十九年四月二十七日
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