きりあさん
のうた一覧
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霜降りて甘みの増した葡萄たち飛びっきりの愛でワインに成れ
平成二十二年九月二十六日
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黒猫が屋根を突破し歩いていくその下陰で恋するふたり
平成二十二年九月二十五日
7
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この夏はイオン飲料のみながら数多の思い受けとめたなつ
平成二十二年九月二十五日
7
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浮く雲の白さをおぼえ潔く生きようとする今日は暮れゆく
平成二十二年九月二十四日
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お休みを伝える術(すべ)を持たずしてお休みをいう心の内で
平成二十二年九月二十四日
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夕方の綺麗な空をふと思う人はそれぞれまた生き延びる
平成二十二年九月二十三日
7
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カンコンと彼岸の昼に鐘がなる見えない人にご飯をよそう
平成二十二年九月二十三日
10
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踏み切りがカンカンコンととうせんぼ既視感の中振り向いて秋
平成二十二年九月二十三日
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今一度満月を待ちこの都市に満ちる光りをきみに届ける
平成二十二年九月二十三日
12
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咲く花に晴れも嵐もあるだろう名月はそっと道を照らして
平成二十二年九月二十二日
10
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曼珠沙華天を突き突き咲いた夜はこの地上にも見えぬ人たち
平成二十二年九月二十一日
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曼珠沙華きみを抱きてその後の涙を拭いたハンカチに咲け
平成二十二年九月二十一日
7
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曼珠沙華たぎる心を置き去りて秋は静かにあの丘に来る
平成二十二年九月二十一日
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曼珠沙華咲いて心に灯る灯の赤の向こうのあの丘にいた
平成二十二年九月二十一日
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食べますかその一言を訊けること秋の豊饒折々にふれ
平成二十二年九月二十日
14
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年寄れば本気だけではままならず恋愛の辞書捲って見ている
平成二十二年九月十九日
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貴腐ワイン自ら腐る運命を葡萄に課して育ち続けて
平成二十二年九月十九日
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葡萄棚その下影に佇めば絵画の中の少女に成れる
平成二十二年九月十九日
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月齢を数えて眠れ我が友よ今は誰もが心を閉じて
平成二十二年九月十九日
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滑らかに地下道を行く人々は地上の冬を知らずに暮らす
平成二十二年九月十九日
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