那珂由比さん
のうた一覧
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泣黒子の似合はぬ女と稱されるこんなにいつも泣いてゐるのに
平成二十一年六月十九日
7
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戲れに處女が呼び合ふ徒名など氣にしてゐたら十八で死ぬ
平成二十一年六月十七日
10
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君の云ふ「戀」はクマムシに似てゐて僕とは違ふ生き物と知る
平成二十一年六月十七日
6
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熱帶びた皮が怖くて干からびた葉つぱのやうな蜥蜴を抱く
平成二十一年六月十七日
10
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青草に水遣りながら愚癡を吐くあなたは強く美しく咲け
平成二十一年六月十六日
6
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十分に樂しんだ後のデザアトは程よく甘い素直な男
平成二十一年六月十六日
3
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燒酎に沈む梅の實もてあそびさあこの戀をどう潰さうか
平成二十一年六月十六日
7
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桃色の風船を割る機を逃し眞冬の空に逃げられただけ
平成二十一年六月十六日
3
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わけなんて訊くなよ默つて席につき赤いお酒を樂しみませう
平成二十一年六月十六日
1
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窓枠の向こうは花の散る世界 僕は独りでジュラ紀へゆこう
平成二十一年四月二十八日
7
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さそり座の心臓星に飲み込まれいま惑星の一つが消えた
平成二十一年四月二十八日
2
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たんぽぽの花の色したマカロンを積み上げようよバベルのように
平成二十一年四月二十七日
8
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現実は刻々霞み思い出も残さずただの霧となりをり
平成二十一年三月二十九日
7
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オニヤンマと君が教えてくれるまでただトンボ飛ぶ田舎だったのに
平成二十一年三月十五日
7
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新宿はいつもみんなとすれ違い寂しくおもう暇もなかった
平成二十一年三月九日
8
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遠雷がバスタブに波立てる時わたしの中のうずまきを見る
平成二十一年三月九日
5
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スコールはバスルームにてあびるもの 傘も涙も男も待たず
平成二十一年三月九日
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おのこにも血の穢れあれビフテキを兄に譲りてサラダをつつく
平成二十一年三月九日
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生きる、死ぬ、生きる、死ぬ、生き はなびら剥いてる場合じゃねえや
平成二十一年三月九日
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林檎パイ、苺のタルト、チョコレート、灰皿代わりにほら、良い感じ。
平成二十一年三月七日
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