吉野 鮎さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
十月の野分の風は高層の窓に吹きあぐ激し雨ひと夜
平成二十九年十月二十三日
19
もっと見る
身の程に添ひくる着物脱ぎ捨てた世渡り上手の首すぢ寒し
平成二十九年十月二十二日
17
附和雷同
もっと見る
輪の中は安全地帶いまじんの缺けゆく慢心つまづく小石
平成二十九年十月二十二日
15
推して知るべし
もっと見る
相討ちの氷の刃解けるまで血色ひと條曵くいばら道
平成二十九年十月二十日
18
ラベンダー様、あまりに酷い字余り...
もっと見る
赦してふ甘美な言葉あやうさを嘲笑ひつつ舐めあふ傷口
平成二十九年十月二十日
13
秋日好様、申し訳ありません。四句...
もっと見る
夏逝きて泉州茄子や瓜終はるぬか床冬眠鹽雪被り
平成二十九年十月二十日
17
泉州茄子と瓜のためだけのぬか床
もっと見る
新物のぬか床熟れ馴染むまで日ごと夜ごとにかきまわす技
平成二十九年十月二十日
16
ぬか床の管理は難しい。 こなれ...
もっと見る
山たたむ峠に眺む溪深く靜寂のなかを錦繍いそぐ
平成二十九年十月十七日
25
もっと見る
翆濃き松に絡まる蔦もみぢ沒る陽の金を彩と織りゆく
平成二十九年十月十七日
23
もっと見る
彩に葉を染めて映らふ山の影湖面に逆さの錦繍を織る
平成二十九年十月十七日
21
もっと見る
峠越へゐで湯の里に汝ときて雉子鍋喰めば鹿妻戀ひを鳴く
平成二十九年十月十七日
12
もっと見る
汝の笑まひやさしき眠りに誘ふ夜妻戀ふ鹿の遠音はやまづ
平成二十九年十月十七日
17
もっと見る
季外れの眞夏日を鳴くひとつ蝉十月なかを八日目の雨
平成二十九年十月十二日
24
夏日の数日、遅れすぎた蝉の声。 ...
もっと見る
杖の先くるりきら星輝けばかぼちやの馬車で新嘗祭へ
平成二十九年十月十二日
21
西欧崇⁈ 新嘗祭も収穫を感...
もっと見る
高空は飛行機雲に裂かれゆき缺けゆく月の薄ら影ひとつ
平成二十九年十月十日
26
もっと見る
天啓とふあるを知る日の薄ら雲あはひの青空神な月半
平成二十九年十月十日
21
もっと見る
げに狹き洞としるれば山椒魚引き鐵引けぬ身を呪ひつつ
平成二十九年十月十日
16
井伏鱒二著 「山椒魚」
もっと見る
ウォシュチーズ くさや なれ鮨個性的みな加齡臭愛し經る年
平成二十九年十月十日
19
もっと見る
この國に生れし誇り問はるれば麗し山河と憲法九條
平成二十九年十月八日
21
もっと見る
煽り立て掻きまはしたるこの騷ぎ虚實の陰に魑魅魍魎
平成二十九年十月八日
13
もっと見る
[1]
<<
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
>>
[39]