吉野 鮎さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- 雨あがる朝を鶺鴒小鳴きして憂きことどもをしばし忘れむ 平成二十九年九月十三日 26 鶺鴒（せきれい）の鳴き声は小さく... もっと見る
- 參道に咲き零る萩花の道秋つれる風と朝を歩めり 平成二十九年九月十一日 28 もっと見る
- 藥師寺に參る木陰に咲きゆれる秋萩ちさき紅いろ白いろ 平成二十九年九月十一日 17 もっと見る
- 秋篠の川堤に咲く葛の花あまき香りの鞠あかむらさきを 平成二十九年九月十一日 22 秋の七草は、、、 女郎花、芒、... もっと見る
- 川堤に生ひ茂る葛籠編むと蔓刈る人にその花を乞ふ 平成二十九年九月十一日 12 もっと見る
- 匂ひたつ甘き香りの葛の花その根に生ひて幾年瀬や經る 平成二十九年九月十一日 22 葛の根は、文字通り漢方薬「葛根湯... もっと見る
- 美し郷落人の里にあきあかね石組みの道を赤にそめ飛ぶ 平成二十九年九月五日 20 亡きパートナーの故郷は、平家落人... もっと見る
- この道の先君眠るあきあかね群れ舞ふ空に鱗雲一條 平成二十九年九月五日 14 もっと見る
- 眞つさらなカンバスに蒼を星と月ヴァン・ゴッホの夜空にも似て 平成二十九年九月一日 12 ゥァン・ゴッホの「星月夜」の実物... もっと見る
- 法師蟬のこる命をつくつくし薄らふ夏のこころのこりに 平成二十九年八月二十九日 16 もっと見る
- 蔭の邊に清し青咲く夏の花桔梗つゆくさ苧環の花 平成二十九年八月二十六日 15 もっと見る
- 桔梗咲く邊りに微か音のありや青紫の蕾ほどけぱ 平成二十九年八月二十六日 21 もっと見る
- 黄の蕊に雫をおとす木の間蔭ひとし調べを搖る桔梗花 平成二十九年八月二十六日 10 もっと見る
- ひと夜花ま白を咲かせ黒き蛾の妖し光る目夕闇に誘ふ 平成二十九年八月二十五日 22 もっと見る
- 黒き蛾の羽の震へに花びらのあまつゆ雫す夕顏眞白 平成二十九年八月二十五日 17 もっと見る
- 瀧壺に白布落ちくるさまの瀧邊り冷氣にかなかなの聲 平成二十九年八月二十一日 16 赤目四十八滝 布引きの滝にて もっと見る
- 緑陰の冷氣と妖氣充つ邊り瀧落つ音に響くひぐらし 平成二十九年八月二十一日 23 赤目四十八滝 布引の滝にて もっと見る
- 樹樹茂る陰の冷氣と瀧壺の蒼に落ちくる白き水音 平成二十九年八月二十一日 8 赤目四十八滝 布引の滝にて もっと見る
- 明けやらぬ空に日雀の鳴きかはし季の移らふを蟲集く音にきく 平成二十九年八月二十一日 13 もっと見る
- 明け初める朝の主役を蝉時雨讓りわたすや集く蟲音に 平成二十九年八月二十一日 11 もっと見る
