吉野 鮎さん
のうた一覧
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柊の冠の痛みの自己犧牲恍惚としてイコンの燦然
平成二十九年十二月二十五日
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イコン : ギリシャ正教の聖画 ...
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あなたの底ゐに覗くもの また 水底に積む澱にもにて
平成二十九年十二月二十三日
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知る人ぞ知るありやうを聽きはけて凍る玉座に響く蟲の音
平成二十九年十二月二十一日
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幻歌様のチェレスタのお歌に寄せて...
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みひらきし瞳に溜めし苦きもの後ろ影曵き歩みだす孤狼
平成二十九年十二月十六日
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おもねぬ狼に…
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大谷君 エンジェルスにきめたつてよ 天使みたいに爽やかだから
平成二十九年十二月九日
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日ハムの大谷翔平選手、米大リーグ...
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丈高き海鼠壁藏小窓からショパンの「革命」微かもれ來
平成二十九年十一月二十三日
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酒造元の蔵は、壁厚く天井高く音響...
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軒先のさかばやし久し吊られゐて茶黒きたまのこの年も古り
平成二十九年十一月二十三日
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さかばやし : 【酒林】 杉...
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後繼の絶えて廢業酒造元軒に吊るさかばやし古び茶黒きままを
平成二十九年十一月二十三日
12
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酒藏の海鼠壁つづく細き路地「貸しガレージ」とシャッター閉まる
平成二十九年十一月二十三日
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通るたび汚されてゆくうらぶれたポリボックスの赤き座蒲團
平成二十九年十一月二十日
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滝川様、江戸川様、芝桜様、梟子様...
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誰がための未必の故意のこひのうたやぶにらむ眼の底意の熾火
平成二十九年十一月二十日
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霧深き明けやらぬ道鈴の音の近づきてくる霧おし分けつ
平成二十九年十一月十六日
13
2017.11.15 5:00a...
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舌の上にまろばせてきく新しき酒にほろ醉ひ土瓶蒸し旨し
平成二十九年十一月十二日
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身体感覚のひとつ
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嗅ぎ犬の徒然なる日日にほふ闇破壞されゆく嗅覺細胞
平成二十九年十一月十二日
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身体感覚のひとつ
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長廊下たかだかの音に雨戸立つ追はるるさまに陣屋出づ夕べ
平成二十九年十一月四日
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高山陣屋にて
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吾が未熟紙魚沁みと知る日本語の同音異義語の深淵と巧妙
平成二十九年十一月二日
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しみ : 紙魚、沁み
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ぽこりんと落ちた瘡蓋赤黒く讀み解き終はる色づく綾を
平成二十九年十一月二日
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己が身の至らぬを嘲ふ亡靈の覗く夜三日月空の綻び
平成二十九年十月二十七日
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夏逝きて泉州茄子や瓜終はるぬか床冬眠鹽雪被り
平成二十九年十月二十日
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泉州茄子と瓜のためだけのぬか床
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新物のぬか床熟れ馴染むまで日ごと夜ごとにかきまわす技
平成二十九年十月二十日
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ぬか床の管理は難しい。 こなれ...
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