吉野 鮎さん
のうた一覧
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蟷螂の生き餌のみ喰み生きる性祈る姿に鎌を合はせて
平成二十九年六月十日
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青き實の淡き甘さはくちびるにあまやかな風うなじ撫でゆく
平成二十九年六月十二日
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初夏の風につつまれ青き實のかたき一つに脣をよす
平成二十九年六月十二日
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のりの效く浴衣に袖を通す汝の襟元たしかむ緩く合はせて
平成二十九年六月十四日
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欅並木みどりを深み六月のあのときの二人を若きらに探す
平成二十九年六月二十六日
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眩しさにまなこ細める嬰兒はくさめ一つを空に返せり
平成二十九年七月四日
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沁みる雨ななへの眠り解く朝蟬しぐれするなな月七日
平成二十九年七月九日
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落雷の破裂線状山頂に篠突く雨は音飮み込みて
平成二十九年七月十一日
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夕暮れを濡らしつ雨はゆるくふる潔しかほりの梔子もぬれ
平成二十九年七月十六日
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きみが喰む水蜜桃の白き肌脣の端こぼる甘きしたたり
平成二十九年七月二十九日
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朝未だき窓を入りくるすずかぜの髮やわく撫づ ひぐらしをきく
平成二十九年八月十一日
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野分過ぎ東雲の空かなかなの聲 微か風風鈴を搖る
平成二十九年八月十一日
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さやぐ風涼し輕みをはらませて吾が曵く影伸びる午後の陽に
平成二十九年八月十四日
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ここに来て、空気感が少しかわりま...
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八強のぶつかる朝少年のボイスメモ屆く 生甲子園觀たいよふ
平成二十九年八月二十日
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甲子園の高校野球は、愈々8強対決...
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明けやらぬ空に日雀の鳴きかはし季の移らふを蟲集く音にきく
平成二十九年八月二十一日
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溺れ愛づことのは海に言靈の女神はささやく甘露のことのは
平成二十九年九月一日
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議員諸氏議會以外がご多忙で謝罪會見は大盛況
平成二十九年九月八日
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ざくろの實甘き酸味の粒の列夏のなごりの傷痕に裂け
平成二十九年九月十九日
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孤獨またここで挫折ホセ族よあと百年の時間をください
平成二十九年九月二十九日
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ガルシア・マルケス著「 百年の孤...
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煽り立て掻きまはしたるこの騷ぎ虚實の陰に魑魅魍魎
平成二十九年十月八日
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